自作PCの心臓部ともいえるPCケース選びは、ATX対応モデルを前にすると形状やサイズ、冷却性能の違いに戸惑うことも多いですよね。
pcケース おすすめ atxを探すと、ミドルタワーからフルタワー、スリム型やコンパクト型まで種類が豊富で、「どれが自分にぴったり?」と迷ってしまうはずです。この記事では「対応マザーボード&内部クリアランス」「エアフロー設計」「拡張性」「ケーブルマネジメント」「フロントI/O」「デザイン・素材」「価格帯」の7つのポイントをもとに、安心して選べるATX対応PCケースを厳選しました。
標準搭載のファン数や水冷ラジエーター対応、ドライブベイ数など初心者にもわかりやすく解説しつつ、micro ATX対応モデルやおしゃれな強化ガラスパネル採用ケースまで幅広く紹介しますので、自分に合った一台がきっと見つかりますよ。
MONTECH XRは、ATXサイズのマザーボードをしっかり収納できるミドルタワー型のPCケースです。360mm対応の水冷ラジエーターと最大9基のファン取り付けに対応しており、冷却性能を重視するゲーマーや動画編集者におすすめ。フルビューの強化ガラスパネルで自作パーツを美しく見せたい人にもぴったりです。
プリインストール済みの3基ARGB PWMファンは最大1500RPMで回転し、優れたエアフローを実現。木目調デザインのI/Oインターフェースは見た目のアクセントになるだけでなく、USB3.0×2、USB2.0×2、音声端子を前面から素早く使えるのも嬉しいポイント。組み立てやすいレイアウトとトップ・ボトム・サイドのダストフィルター付きで、お手入れも簡単。コスパ良く冷却性とデザインを両立したい人におすすめの一台です。
Antec Constellation C8 Whiteは、E-ATX規格のマザーボードをしっかり収められるフルタワーPCケース。ピラーレスの前面・側面強化ガラスで内部パーツがくっきり見えるので、自作パーツを美しく魅せたい人におすすめです。
ケース内部は広々としていて、360mmサイズの大型水冷ラジエーターや最大10基の120mmファンに対応。ハイエンドGPUや大型CPUクーラーも余裕で載せられるので、ゲーミングPCや動画編集向けの高性能構成を組みたいユーザーにぴったりです。
ただしサイズはW460×H300×D470mm、重量約10.5kgと大柄なので、設置スペースに余裕がある方におすすめ。しっかりした剛性と優れたエアフローで、長時間の高負荷運転でも安心して使えます。
FOIFKINのATXミッドタワーPCケース「F600」は、270°パノラマ強化ガラスとプリインストール済みの6基ARGB PWMファンを備えたゲーミングビルドにおすすめの一台。大型GPUや360mm水冷ラジエーターに対応しつつ、Type-Cポート搭載で最新デバイスとの相性も良いのが特長です。
一番の魅力は、全面+側面のガラスパネルで内部をしっかり見せられるデザイン。6基のARGB PWMファンがエアフローを確保し、高負荷でもパーツをしっかり冷やします。ATX/Micro-ATX/Mini-ITXに対応し、GPUは最大400mm、CPUクーラーは高さ170mmまで搭載可能です。
取扱説明書に日本語がない点や横幅が31.5cmとやや広めで設置スペースが必要な点は注意が必要ですが、個性的な外観と強力な冷却性を求める自作PCユーザーにはおすすめ。大胆なライティングと実用性を両立したケースを探している人にぴったりです。
CORSAIR 3000D TG AIRFLOW Whiteは、大きなATXマザーボードや長尺GPUをしっかり収納できるミドルタワーPCケースです。特に冷却性能を重視した自作PCユーザーにおすすめ。シンプルなホワイトデザインは、ゲーミングデスクにもオフィス環境にもすっきり馴染みます。
最大で前面に120mmファンを3基、背面に1基、トップに2基、さらにはPSUシュラウド部に2基の追加マウントを備え、標準でCORSAIR SP120 ELITEファンを前後各1基搭載。360mm/280mmのラジエーターにも対応し、GPUへ直接風を送るので高負荷時でも安心の冷却力を発揮します。
裏配線スペースやケーブルホールが広めに設計されており、初心者でも配線がまとめやすいのも魅力。2.5インチSSD×2、3.5インチHDD×2のストレージベイを備え、大容量のドライブを追加しやすい構成です。ただし前面にUSB Type-Cポートがない点は留意しましょう。冷却性と拡張性を両立させたい自作PCビルダーにおすすめの一台です。
Thermaltake View 270 Plus TG ARGB Snowは、ARGBファンで光るPCを手軽に組みたい人におすすめのATX対応ミドルタワーケース。清潔感あるホワイトカラーと前後の強化ガラスで、中身が見えるスタイリッシュなデザインが特徴です。
標準で120mm ARGBファンを3基搭載し、トップには360mmサイズの水冷ラジエーターを取り付け可能。内部スペースは最大420mmのグラボ、180mmのCPUクーラー、220mmの電源に対応し、ゲーミングPCやクリエイターPCにも余裕を持って対応します。
USB3.0×2とUSB-C(Gen2)が前面に揃い、配線も裏配線スペースが広くて作業がラク。強化ガラスパネルは4mm/3mm厚で剛性も高いですが、ファン増設時はメモリの高さに注意しましょう。華やかなライティングと冷却性能を重視するユーザーにおすすめです。
RAIJINTEKのZOFOS ELITE SF4は、大きめのフルタワーPCケースを探している自作初心者から中級者におすすめの一台です。Silencio防音素材と標準搭載の14025PWMファン4基で、動作音を抑えつつ内部温度をしっかり冷やせます。
E-ATX対応のゆったりした内部スペースと、前面3基吸気・背面1基排気+上部360mmラジエーター対応といった優れたエアフロー設計が魅力。水冷ラジエーターも前面・上面に最大360mmまで取り付けできるため、ゲームや動画編集など高負荷作業にも安心です。
サイズは幅232×奥行485×高さ505mm、重量11.45kgと大柄なので、設置スペースに余裕がある人に特におすすめ。重さが気になる場合は、ラックや台の強度も確認しておきましょう。
Antec Performance 1 FTは、E-ATXマザーボードをしっかり収めたい自作PCユーザーにおすすめのフルタワーケースです。前面に140mmファンを3基、背面に120mmファンを1基標準搭載しており、重いGPUや大容量水冷ラジエーターを冷やしたい人でも安心して使えます。
両側面が強化ガラスパネルなので、内部パーツを美しく見せたいゲーマーやクリエイターにぴったり。各所にダストフィルターを備え、手入れも簡単です。さらにPSUシュラウド上にもファンを追加できるので、拡張性を重視する人にもおすすめです。
ケース自体は重さ12.5kgと頑丈ですが、その分作業スペースが広くケーブルマネジメントもラク。大きめのフルタワーを初めて使う人でも配線しやすく、初めての自作にも使いやすいモデルと言えます。
SilverStoneのPrecisionシリーズ「PS13B」は、ATXとMicro-ATXに対応するコンパクトなタワー型PCケースです。外部5.25インチベイを2つ備え、光学ドライブを残したい方にもおすすめ。前面USB3.0ポート×2を搭載し、データ転送や外付け機器の接続が手軽に行えます。
一番の魅力は、限られたスペースでもしっかり冷却できるエアフロー設計。前面と背面に標準ファンを装着済みで、サイド2基・底面1基の追加も可能です。CPUクーラーは157mm、グラフィックボードは347mmまで収まるので、ミドルレンジの自作PCを手軽に組みたい初心者~中級者にぴったり。ただし裏配線スペースはややタイトなので、ケーブル整理には少し工夫が必要です。
ZALMAN T8 ミドルタワーPCケース CS8140は、ATX規格のマザーボードが載るコンパクトサイズが魅力。奥行き394.5mm、高さ423mm、幅200mmのスリムボディながら、ATX電源(奥行き最大140mm)も問題なく搭載可能です。RGBライトが前面下部でほのかに光り、自作PCの見た目をワンランクアップさせたい人におすすめ。
内部はシンプルなスチール製で、5インチベイを1基備えているためDVDドライブやリムーバブルHDDも設置OK。3.5インチHDDが2台、2.5インチドライブも2台積めるので、ストレージをたっぷり積みたい初心者~中級者にぴったりです。
一方で、標準ファンは非搭載なのでエアフローは弱め。前面や背面に120mmファンを追加すると冷却性能がグッとアップします。USB-Cポートはなく、USB2.0×2とオーディオ端子のみなので最新I/Oが不要なエントリー向けに最適。手軽に自作を始めたい人におすすめのATXケースです。
Fractal Design Pop XL Silent Black Solid(FD-C-POS1X-01 CS8024)は、静音性を重視する初心者から中級者におすすめのフルタワーPCケースです。E-ATX(最大280mm)からMicro-ATX、Mini-ITXまで幅広く対応し、落ち着いたブラックカラーがどんなデスク環境にもなじみます。
閉じたフロントとトップパネルに防音フォームを内蔵し、騒音をしっかりカット。360mmラジエーター対応のエアフロー設計と、ベルクロストラップ付きケーブルタイが届いており、組み立てやケーブル配線もスムーズに行えます。標準で前面にUSB3.0×2と音声端子を備え、別売りのType-Cアップグレードも可能です。
3.5インチベイは2基、5インチベイは1基と必要最低限の構成なので、大量のドライブを積みたい人には物足りないかもしれません。ただし、ドライブをあまり増設せずシンプルに組みたい方には、余裕のある内部スペースと静音性能が魅力的。静かで拡張性も確保したケースを探している人におすすめです。
FOIFKINのATXミッドタワーPCケース「X01」は、プリインストール済みの3基PWM対応ARGBファンを搭載し、見た目と冷却性能を両立したコスパモデルです。約8,000円で手に入るため、RGBライティングを楽しみたい初心者~中級者の自作PCユーザーにおすすめ。
一番の魅力はフルメッシュのフロントパネルと3基のARGBファンによる優れたエアフロー。前面360mm、天板240mmまでの水冷ラジエーターにも対応しており、長時間ゲームや動画編集でも内部温度をしっかり抑えられます。HDD/SSD用の内部ベイは合計3基、ツールフリー設計なのでドライブの増設も簡単です。
注意点としては、フロント・天板共に140mmファン非対応で、追加でファンを増やしたい場合は120mmモデルを選択する必要があります。また、標準搭載は3基のみなので、さらなる冷却強化を狙うなら別売りファンの追加がおすすめです。とはいえ、価格と機能のバランスが良く、RGB重視の自作PCにおすすめできる一台です。
AsiaHorseの「Perseus-White」ATXミドルタワーPCケースは、ATX/Micro-ATX/ITXマザーボードに対応したデュアルチャンバー構造を持つモデルです。360mmまでの水冷ラジエーターに対応し、高い冷却性能を求めるゲーミングPCユーザーにおすすめです。
特徴的なのは、細長い楕円形の「弾頭型水槽」デザインと180°パノラマ強化ガラス窓。内部パーツを美しく見せたい人やRGBファンを映えさせたい人にもぴったりです。デュアルチャンバー構造で配線スペースを確保し、見た目もすっきり仕上がります。
内部はGPU最大400mm、CPUクーラー最大185mm、電源ユニット最大200mmまで対応。上部に360/240mm、側面に240mm、底部に120mm×3、背面に120mm×1のファンを取り付け可能で、エアフローを重視する自作ユーザーにおすすめです。
サイズは518×310×460mmと大型のため、設置スペースに余裕がある人向け。標準搭載ファンはなく、別売りのファンや水冷パーツを用意する必要がありますが、カスタマイズ性を重視する中級者~上級者にも満足できるケースです。
Thermaltake Versa H26は、ATXをはじめmicroATXやMini-ITXマザーボードに対応するコスパ抜群のミドルタワーPCケース。大きめの拡張スペースとダストフィルターを装備しており、自作PC初心者でも安心して組み立てられるモデルです。
最大360mmの水冷ラジエータに対応し、フロントに120mmファン3基、リアに1基、トップに2基を取り付け可能。配線を裏側に隠せるケーブルマネジメントや5つのドライブベイで拡張性も高く、長めのグラフィックボードや大型CPUクーラーも収まります。
一方、付属ファンはLED制御機能がなく、アクリルサイドパネルはキズがつきやすい点に注意。また説明書は簡素なので、ネジの扱いに慣れていないと少し手間取るかもしれません。それでも価格を抑えつつ拡張性や冷却性能を重視するユーザーにおすすめです。
COUGARのフルタワーPCケース「PANZER MAX」は、E-ATXまで対応する余裕の内部スペースが魅力。ATX・MicroATX・Mini-ITXはもちろん、より大きなマザーボードも問題なく収まるため、高性能パーツを自由に選びたい人におすすめです。
冷却面ではフロントに120mmファン×3、トップに140mmファン×2、リアに120mmファン×1を標準搭載し、最大8基まで増設可能。360mmラジエーターにも対応しているので、空冷でも水冷でもしっかり温度管理したい自作ユーザーにピッタリです。
サイドパネルや前面・天面のメッシュパネルはワンタッチ着脱式で、ほこり掃除やメンテナンスがとても簡単。5.25インチドライブベイも2基装備しているので、光学ドライブを残したい人にもおすすめです。ただし重量は約11kgとかなり重め。持ち運びが多い場合は付属の持ち手を活用しましょう。
こんなユーザーにおすすめ:大きなケースで拡張性・冷却性を重視する初心者~中級者の自作PCファン
Fractal Design Pop Silent Black Solidは、静かにPCを使いたい初心者から中級者におすすめのATXミドルタワーケースです。閉じたフロントとトップ、内側の防音フォームがノイズを抑え、深夜でもゲームや作業に集中しやすいのが魅力です。
内部はATXマザーボードと大きなグラフィックボードをすっきり収めるクリアランスを確保。底部のユニークな5.25インチベイは光学ドライブだけでなくNAS用ストレージにも対応し、ワンタッチでHDD/SSDを着脱できます。工具不要のケーブルタイ取り付けポイントやベルクロストラップで配線を整理しやすく、組み立てが初めての人でも気軽にキレイな内部が作れます。フロントにはUSB3.0×2とオーディオ端子を装備し、別売りのType-Cアップグレードで最新機器にも対応可能。シンプルなブラックデザインはリビングやオフィスにも馴染む一台です。
PCケース おすすめ ATXを選ぶときは、まず搭載したいマザーボード規格を確認しましょう。ATXだけでなく、将来pcケース micro atx おすすめのようにMicro-ATXやMini-ITXを使う可能性があれば両方対応のモデルを選ぶと安心です。さらに、グラフィックカードの長さやCPUクーラーの高さ、電源ユニットの奥行きにも余裕があるかチェックしましょう。
高性能パーツを安心して動かすには優れたエアフローが必要です。前面や上部に吸排気ファンが標準搭載されているか、メッシュパネルで風通しが良いかを確認します。水冷ラジエーターに対応しているモデルは、さらに冷却力を高めたい方にもおすすめです。
ストレージや拡張カードを増やしたい方は、3.5インチベイや2.5インチベイの数、PCIスロット数が十分かをチェックしましょう。ドライブベイが多いほど将来的な増設に対応しやすく、自分に合ったpcケース おすすめ atxが見つかります。
裏配線スペースやケーブルホールの配置が工夫されていると、配線がスッキリまとまり見た目も良くなります。ツールフリーで簡単にアクセスできるダストフィルターが付いているモデルは、掃除もしやすく初心者にも安心です。
ケース前面のUSBポートや音声端子の数・種類も重要です。USB Type-CやUSB3.0を搭載していると、最新のデバイスとすぐに接続できて便利ですよ。
強化ガラスパネルやフルメッシュ構造、RGBファン対応など、見た目や素材にも注目しましょう。おしゃれな見た目は自作PCへの愛着を高めてくれます。
予算に合わせて、機能と価格のバランスを考えましょう。入門者向けのシンプルなpcケース micro atx おすすめモデルから、冷却や拡張機能が充実した本格派まで、価格帯は幅広いです。
以上のポイントを参考にして、自分にぴったりのATX対応PCケースを見つけてくださいね!
この記事では、pcケース おすすめ atxの選び方ポイントとして「対応マザーボード&内部クリアランス」「冷却性能」「拡張性」「ケーブルマネジメント」「フロントI/O」「デザイン・素材」「価格帯」の7つを押さえることが大切だとお伝えしました。
自作PCの用途に合わせて、GPU長やCPUクーラーの高さ、水冷ラジエーターの搭載可否、ケーブル配線のしやすさなどをチェックすれば、初心者でも安心してケース選びができます。ぜひこの記事を参考に、自分だけの最適なATX対応PCケースを見つけて、自作PCライフをスタートさせてくださいね!
掲載している各種情報は、MATOMER編集部が調査した情報をもとにしています。
出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
より正確な情報については各店舗の公式サイトを直接ご確認ください。