PCを自作するとき、金属製やプラスチック製のケースが定番ですが、木製の温かみあるデザインに心惹かれる人も多いはずです。
「pcケース 自作 木製」は、インテリアに馴染みやすく、木の吸音・断熱効果で静音性にも期待できるという魅力があります。
この記事では、対応マザーボード(ATX/Micro-ATX/Mini-ITX)や冷却性能、素材・仕上げ、内部レイアウト、組み立てやすさなど、選び方のポイントをやさしく解説。
さらにAmazonで手に入る完成品やキット式、木材×金属ハイブリッドのおすすめ木製PCケースをご紹介します。あなたの自作PCにぴったりの一台を見つけて、次のDIYをもっと楽しくしてみませんか?
Fractal Design ノースチャコールは、木製ウォールナットフロントとチャコールブラックのスチールフレームを組み合わせ、自作PCをおしゃれに演出したい人におすすめのミドルタワーケースです。強化ガラスサイドパネルで内部を見せながら、前面メッシュから取り込む新鮮なエアフローを確保。付属の140mm Aspect PWMファン×2で組み立て直後から高い冷却性能を発揮します。
内部はATX/mATX/Mini-ITXに対応し、最大355mmのGPUや360mmラジエーターを搭載可能。SSD×2、HDD×2のドライブベイを備え、ケーブルマネジメント用スペースも確保されています。重さ約7.8kgと持ち運びやすく、DIY初心者でも扱いやすい設計。お部屋の雰囲気を損なわず、静音性と拡張性を両立したPCケースを探している人にぴったりです。
AntecのE-ATXフルタワーケース「Constellation C8 Curve Wood」は、本物のエキゾチックウッド製フロントパネルと4mm厚の曲面強化ガラスを組み合わせたデザイン重視の一台。リビングや書斎に溶け込むナチュラルな質感で、自作PCをおしゃれに仕上げたい人におすすめです。
内部は上下に140mmファン×3または160mmファン×2を搭載でき、上部・下部・側面に360mmラジエーターを同時サポートするデュアルチャンバーデザインが魅力。E-ATXまで対応する広いケースサイズと背面のケーブル管理スペースで、冷却性能と組み立てやすさを両立しています。
本体重量は約10.8kgと剛性が高く、長く使える堅牢さを備えます。ただし裏配線スペースはややタイトなので、HUBや大型コネクタを使う際は工夫が必要です。デザイン性と冷却力を両立させたい中級者以上の自作ユーザーにおすすめします。
Fractal Design North Chalk White TG Clearは、実際のオーク材をフロントに使ったATXミドルタワーPCケースです。部屋のインテリアにこだわりたい自作PC初心者やクリエイターにおすすめの一台。
このケースの一番の魅力は、天然木のナチュラルな質感と3mm厚の強化ガラスサイドパネルを両立したデザインです。フロントに大型の140mm PWMファンを2基標準搭載し、360mmラジエーター対応で冷却性能も十分。170mmまでのCPUクーラーや最大355mmのGPUにも対応します。
背面のケーブルマネジメントスペースがやや狭く、大型パーツを組み込むと配線がきつく感じることがあります。またネジの精度にばらつきがあるという声も聞かれます。それでも、部屋になじむ上品な見た目と静音性を重視する人には非常におすすめのケースです。
Constellation C8 WOODは、木製フロントパネルとシームレスな強化ガラスサイドパネルを採用したE-ATX対応のフルタワーPCケースです。インテリアにこだわるDIY好きや、大画面GPUや360mmサイズの水冷ラジエーターを使いたい自作派におすすめ。デュアルチャンバー構造でケーブルを隠しやすく、Type-Cポート搭載で最新マザーボードとの相性も抜群です。
最大の特長は、ワンタッチで取り外せるツールフリーパネルと、背面の結束バンド付きケーブルマネジメントスペースです。木製パネルは吸音性が高く、金属ケースに比べて静かな動作音を期待できます。ファンは別売りですが、底面と背面に140mmファンを設置可能。組み立てやすさとデザイン性を両立した、コスパに優れる一台です。
Fractal DesignのNorth Chalk(チョークホワイト)は、本物のオーク材を用いたフロントパネルとクリア強化ガラスサイドを組み合わせたミドルタワーPCケースです。木製パネルの温かみある質感で、自作PCをインテリアの一部に溶け込ませたい方におすすめします。
着目ポイントは優れたエアフローと拡張性。オープンメッシュのフロントに140mm PWMファンを2基標準搭載し、最大360mmのラジエーターにも対応。さらに最大355mmの大型グラフィックカードを装着でき、ATX/Micro-ATX/Mini-ITXの各マザーボードにも対応しています。木製フロントがほどよく音を吸収し、静かな環境でゲームや作業を楽しみたい中級者にもおすすめの一台です。
LIANLIの「A3-mATX WD」は、木製フロントパネルを採用した容量26.3リットルのコンパクトPCケースです。Micro-ATXとMini-ITXに対応し、自作PCの見た目にこだわりたい人におすすめ。26.3Lという小さめサイズながら、360mmラジエーターまで搭載できる冷却性能とスタイリッシュな木目デザインを両立しています。
両サイドとトップにメッシュパネルを備え、柔軟なエアフローモードを選択可能。ATX/SFX/SFX-L電源を取り付けられるマルチマウントスロットや、工具不要で着脱できる外装パネルで組み立てもケーブル管理もスムーズです。木製パネルが振動を吸収し、静音性を高める効果も。内部はややタイトなので、プラグイン式電源やコンパクトパーツを選ぶとより快適に使えます。おしゃれなナチュラルテイストでインテリアに馴染むPCケースを求める方にぴったりの一台です。
Lian Li A3-mATX-WD-26.3Lマイクロフォームファクターシャーシは、部屋に馴染む木製フロントパネルで自作PCをおしゃれに仕上げたい人におすすめの一台。Micro-ATX/ITXマザーボードに対応し、モジュール式の内部レイアウトでパーツの出し入れやメンテナンスが初心者でも簡単なのが魅力です。
注目すべきは、最大10基の120mmファンと360mmラジエーターに対応する優れた冷却性能。415mmまでの大型GPUとATX/SFX電源を組み込める拡張性も備えつつ、スチールメッシュのサイド/トップパネルで通気性を確保。木製パネルの断熱・吸音効果で静音性も期待でき、性能とデザインを両立させたいゲーマーやクリエイターにおすすめです。
Fractal Design North XL Charcoal Blackは、フロントパネルにウォールナットをあしらったおしゃれな木目が魅力のフルタワーPCケースです。E-ATXまで対応する大きな内部スペースと、140mmファンを3台標準装備した優れたエアフロー設計で、高負荷な自作PCも安心して組み込めます。生活空間に溶け込む落ち着いたデザインを求める方におすすめです。
パネルはスチールパンチングのメッシュタイプをサイドとトップに採用し、別売りのファンブラケットでさらにファン増設も可能。トップには高速転送対応のUSB3.1 Gen2 Type-Cポートを備え、最新デバイスの接続もスムーズです。大きめのケースなので設置場所を選びますが、インテリア性と冷却力の両立を重視する自作PCユーザーにぴったりの一台です。
本物のウォールナット製アクセントが映えるLian LiのLANCOOL 217は、ナチュラルな部屋に溶け込むPCケースを探している自作PC初心者~中級者におすすめの一台です。ブラックスチールとの組み合わせでモダンさも演出しつつ、木製パーツの温かみを手軽に楽しめます。
5つのプリインストールファン(170mm×2、120mm×2、140mm×1)で強力なエアフローを実現。工具不要のファンマウントで位置変更も簡単なので、CPUやGPUを効率よく冷却できます。さらに、2つのPSUマウントオプションや豊富なケーブルマネジメント機能を備え、すっきりとした内部レイアウトを初心者でもストレスなく組み立てられるのが魅力です。
Fractal Designの『Terra Jade mini-ITX』は、ウォールナット無垢材と美しいアルマイト処理アルミを組み合わせた、見た目にも上質なPCケースです。天然木の温かみを生かしたデザインで、インテリアにこだわる自作PC初心者や木製パネルの静音性を求める方におすすめ。
約10.4Lのコンパクトボディながら、最長322mmのGPUやSFX-L電源に対応。マザーボードプレートは左右にスライドでき、使用パーツに合わせたフレキシブルなレイアウトを実現します。高スペックを目指すミニITXユーザーにも最適です。
両サイドパネルとトップパネルは工具なしで外せるので、ケーブルの取り回しやパーツ交換がスムーズ。木製パネルが吸音・断熱効果を発揮し、静かな環境で作業したい方にもぴったりです。シンプルかつ高性能な小型ケースを探している人におすすめの一台。
Sharkoonの「REBEL C70M RGB」は、木目調フロントが部屋のインテリアに自然に溶け込み、自作PCをおしゃれに仕上げたい人におすすめのミドルタワーケースです。ATXからMini-ITXまで幅広く対応するので、初心者から中級者まで使いやすい設計になっています。
一番の魅力は、ウッドデザインを施したフロントメッシュパネル越しに差し込むARGBファンのライティング。標準で120mm ARGBファンを4基搭載し、最大11基まで増設可能なので、冷却性能も十分です。強化ガラスサイドパネルで内部を見せつつ、モジュール式のHDD/SSD取付にも対応し、ケーブルマネジメントもスムーズに行えます。
GPU長400mm、CPUクーラー高さ165mmまで対応しつつ、USB 3.2 Type-Cや手動制御可能なRGBコントローラを備えており、2.4万円前後という価格帯を考えればコストパフォーマンスは高め。唯一、GPUが高負荷になると金属部から音がする場合がある点だけ注意が必要ですが、デザインと冷却性を両立したい人には間違いなくおすすめです。
ASUS ProArt PA401 Wood Editionは、美しい木目調パネルを好むクリエイターやインテリア重視の自作PCファンにおすすめのATXミドルタワーケースです。FSC認定の木製フロントパネルが部屋に自然な温かみをプラスし、他の金属製ケースと一線を画します。
最大138cfmの風量を生み出すデュアル160mmフロントファンと120mmリアファンを搭載し、効果的なエアフローを実現。USB-C 20Gbps対応のフロントI/Oや電源&リセットボタンロックなど、毎日の操作性にもこだわった仕様です。
木製フロントパネルは見た目の優雅さが魅力ですが、傷つきやすい点は注意が必要。一方で組み立ては左側パネルのワンタッチロックや取り外し可能なPSUブラケットなどで初心者でも扱いやすく、自然素材で個性的なPCを作りたい方には特におすすめです。
ASUSの「ProArt PA401 WOOD TG BK」は、木製のフロントパネルと強化ガラスサイドパネルを備えたATX対応のミドルタワーPCケースです。アッシュウッドを厳選して使用し、黒を基調としたミニマルデザインでインテリアに溶け込みます。33%の孔開き率を持つフロントグリルがしっかりと風を取り込み、PWM制御付き120mmファンで静かに冷却できるため、デザイン性と機能性を両立させたいクリエイターやDIY好きにおすすめです。
ファン速度は負荷に合わせて自動で最適化されるほか、背面に20Gbps対応のUSB Type-Cポートを装備。将来の高速デバイス接続にも対応できる点が魅力です。見た目にこだわりつつも、標準的なATXマザーボードや大型GPUを問題なく搭載できる内部レイアウトで、自作PC初心者でも扱いやすい設計です。
ケース本体は約10kgの重量級なので、机上よりも床置き設置が向いています。フロントの木目がやや黒く落ち着いた色味なので、“ナチュラルな木目”を強く求める人は色味を確認してから選ぶと安心です。デザイン重視かつ静音性にこだわる人におすすめの一台です。
Okinos Cypress 3 Woodミドルタワーケースは、木製の温かみあるデザインを自作PCに取り入れたい人におすすめの一台。Micro-ATX対応のコンパクトサイズで、省スペースなデスクにもすっきり収まり、初心者から中級者まで使いやすいモデルです。
一番の魅力は、フロントに本物のサイプレス材、サイドに強化ガラスパネルを採用した見た目の高級感。標準で4基の120mmファンを搭載し、最大6基まで増設できるので冷却性能も安心です。GPU長320mm、CPUクーラー高164mmまで対応し、4.3kgの軽量設計で持ち運びも楽々。コンパクトながら見た目・冷却・拡張性を両立させたい自作派におすすめです。
Lian LiのA3-mATX-WDは、木製フロントパネルを備えたおしゃれな自作PCケースを探している人におすすめです。ブラックの木目とスチールメッシュの組み合わせは、リビングやワークスペースに自然に溶け込み、他の自作PCと差をつけたい方にもぴったり。Micro-ATX/Mini-ITX対応でコンパクトながら、内部はしっかりとパーツを収められる設計になっています。
このケースは最大で10基の120mmファンと360mmラジエーターを装着可能な冷却性能が大きな魅力。またGPUは最大415mmまで対応し、最新の長尺モデルも余裕をもって搭載できます。2.5インチSSDは最大3台、3.5インチHDDも1台取り付けられるので、ストレージの増設も安心。ケーブルマネジメントスペースは限られますが、付属のブラケットやケーブルホルダーを活用すれば配線もスッキリ整理できます。デザインと冷却力の両立を重視する方におすすめの一台です。
自分が使いたいマザーボード(ATX、Micro-ATX、Mini-ITXなど)に対応しているか、必ずチェックしましょう。対応規格が違うと取り付けられないので注意が必要です。
木製PCケースは自然な吸音性が魅力ですが、ファン搭載数やラジエーター対応サイズも確認しましょう。風の通り道を確保すれば、自作PCの熱対策と静音性が両立します。
ウォールナットやパイン材など、木材の種類や塗装・防水処理を見比べてください。木目の美しさや手触りが、インテリアとしての安心感を高めてくれます。
ドライブベイ数や拡張スロット、GPUのクリアランスなどを確認しましょう。自分の用途(ゲーム、クリエイティブ作業など)に合わせて、最適なスペースがあるかをチェックしてください。
工具が不要なキット式か、ドライバーが必要な完成品かなど、組立手順を確認しましょう。ケーブルマネジメント用のスペースや目隠しパネルがあると、配線をスッキリまとめやすくなります。
pcケース 自作 木製ならではのナチュラルな風合いが、部屋の雰囲気に溶け込みます。ゲーム用ライティングとの相性や、他の家具との調和も考えて選ぶと安心です。
同じ木製ケースでも価格はピンキリです。初心者向けのリーズナブルなモデルから、高級無垢材を使ったものまで、自分の予算に合ったコスパの良い商品を見つけましょう。
今回ご紹介した「pcケース 自作 木製」の選び方ポイントは、対応マザーボード規格、冷却/静音性、素材・仕上げ、内部レイアウト、外形寸法、組み立て易さ、そして価格帯です。
木製ケースならではの自然な質感と機能性をしっかりチェックして、自分の使い方や部屋の雰囲気に合ったモデルを選んでみてください。
どれもAmazonで手軽に手に入るアイテムばかりなので、この記事を参考に一歩踏み出せば、あなただけの個性的で快適な自作PCライフが実現できるはずです。
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