自作PCをもっと個性的に仕上げたい人に注目してほしいのが、まわりと差がつく「pcケース 変わり種」です。ピラミッド型やキューブケース、セミオープンフレームといったユニークなフォルムは、見る人を驚かせるだけでなく、自分だけの特別感を演出してくれます。
しかし、見た目のインパクトだけで選ぶと、実際に組み立ててみたら「冷却性能が足りない」「マザーボードが入らない」という失敗も。そこで本記事では、ただ珍しいだけではない、性能や使い勝手にもこだわった選び方を紹介します。
【選び方のポイント】
上位のレビュー記事では「見た目」重視のものが多い中、本記事は実際のスペックや組み立てやすさも押さえ、安心して選べる「変わり種PCケースおすすめ10選」をお届けします。個性的でありながら、しっかり使える一台を見つけてください!
AZZA CSAZ-806は、ピラミッド形状のミニミッドタワーケース。360度強化ガラスとアルミ製ボディで、どこから見ても内部が映えるインテリア性抜群の一台です。個性的なデザインを求めるゲーマーやPCケースコレクターにおすすめ。
内部はMini-ITX専用レイアウトを採用。最大280mmのグラフィックカードを水平に搭載でき、120mm Hurricane IIデジタルRGBファン(付属)と追加用120mmラジエーターをサポート。冷却性能もバッチリ確保しています。
組み立てはシンプルですが、SFX電源専用のためケーブル長やマネジメントは事前に計画を。強化ガラスパネルはドライバー不要で着脱可能ですが、外す際はすべてのケーブルを外す手間があります。こまめなメンテナンスが苦にならない方に向いています。
価格は約10万円と高めですが、唯一無二のフォルムでワークスペースを劇的に演出したい人にぴったり。高品質なアルミ&強化ガラスの組み合わせが、長く愛用できる満足感を提供してくれます。
Fractal Designの「North Chalk White TG Clear」は、前面に本物のオーク木材を使ったナチュラルなデザインが目を引くミドルタワーPCケースです。強化ガラスパネルを採用して内部を美しく見せつつ、リビングや書斎にもなじむ落ち着いた佇まいで、自作PCの見た目にこだわりたいユーザーにおすすめの一台。
内部はATX/Micro-ATX/Mini-ITXに対応し、フロントに標準搭載のAspect 140mm PWMファンを2基装備。最大360mmの大型ラジエーターや355mmまでのグラフィックボード、170mmまでのCPUクーラーを収められる高い拡張性と優れた冷却性能を両立しています。ケーブルマネジメント用のスペースはややタイトですが、デザイン性を重視しつつもしっかり冷やしたいゲーマーやインテリアに溶け込むPCケースを探している人にぴったりです。
PCテストベンチオープンエアフレームセットは、ユニークなセミオープン構造とポータブルハンドルを備えた変わり種PCケースです。組み立て中のパーツが丸見えになるので、自作PCの過程を楽しみたいクリエイターやゲーマーにおすすめです。
最大の魅力はオープンエア設計による優れた冷却性能。マザーボードの周囲に障害物がないため熱がこもらず、6~8枚のグラフィックカードもスムーズに冷却できます。ATX/Micro-ATX/Mini-ITXに対応し、大型GPUや水冷ラジエーターの搭載も視野に入れられる自由度の高さが特長です。
ほこりが入りやすい構造なので、定期的な清掃は必要ですが、数分で組み立てられるシンプルさと、持ち運びやすいハンドル付きボディは大きなメリット。開放感あるデザインで見た目のインパクトを重視する人にぴったりの一台です。
Thermaltake The Tower 300 Gravel Sandは、八角柱フォルムと3面強化ガラスで美しさを極めたMicro-ATX PCケースです。個性的なデザインで周囲と差をつけたいゲーマーや自作PCビルダーにおすすめ。別売りスタンドを使えば横置きにも対応し、自由なレイアウトが楽しめます。
内部レイアウトはDMD方式を採用し、マザーボードを縦置きにすることで長尺グラボ(最大400mm)や大型ラジエーター(最大420mm)をサイドに搭載可能。Micro-ATXとMini-ITXに対応しつつ、裏配線スペースを確保してケーブルをきれいにまとめられるのも魅力です。
トップ・リア・サイドに最大8基のファンを増設できる冷却性能は、エアフロー重視のユーザーにぴったり。I/OにはUSB Type-CやUSB3.0を備え、3基のドライブベイでストレージも十分。ビルドクオリティの高い素材感とユニークな形状を両立させたい人におすすめの一台です。
長尾製作所の「オープンフレーム ver.ATX」は、個性的なオープンフレームデザインで自作PCを見せたい人におすすめの一台です。取っ手付きで持ち運びしやすく、ガラスや余計なカバーがない分、パーツのメンテナンスも簡単。ファン数を気にせず強力なエアフローを確保できるため、冷却性能を重視するゲーマーやPC検証用マシンを組みたい方にもぴったりです。
主な魅力は、水冷ラジエーター対応穴(120/140/240/360mm)が片側止めで備わり、エアダスターだけでサッと掃除できる開放感にあります。ATX電源(最大220mm)や2.5インチ×2、3.5インチ×1のドライブも搭載可能。組み立てはドライバーだけで完結しますが、フロントUSBやリセットボタンはないので、シンプルさを楽しめる上級者にもおすすめです。
SilverStone Lucidシリーズの強化ガラス製PCケース「SST-LD03B」は、個性的な外観で周りと差をつけたい自作PCビルダーにおすすめの一台です。色付きのスモーク強化ガラスパネルにより、電源オフ時はシックに、内部ライトを点灯すれば見事なショーケースに早変わりします。
内部には2基の120mmファンが標準装備され、最大2基の120mmラジエーターにも対応。コンパクトながら最大309mmのグラフィックスカードや190mmまでの大型CPUクーラーを収められるため、冷却性能と拡張性のバランスが優れています。
Mini-DTX/Mini-ITXマザー専用設計のため、ATXなど大きな規格には非対応ですが、そのぶん設置スペースを抑えつつ高品質なアルミフレームとガラスパネルの美しさを楽しめます。ケーブルマネジメントスペースはやや限られますが、見た目重視でライトアップしたいゲーマーやPCケースコレクターにおすすめです。
egowzのオープンエアフレームケースは、周囲と差をつけたい自作PCユーザーにおすすめの一台です。金属製のシンプルなフレームだけで構成された変わり種デザインは、PC内部をむき出しにし、独特の工業的な美しさを楽しめます。
特徴的なのは、ATX/M-ATX/ITXなど幅広いマザーボードに対応できる互換性の高さ。2つのPCIeスロットを備え、水平・垂直どちらのグラフィックカード取り付けも可能(垂直取り付けは別売の延長ケーブルが必要)。またアルミニウム素材のおかげで本体は軽量ながら剛性は十分で、放熱性にも優れます。
組み立てには付属工具を使ってネジを一つずつ締める必要があり、慣れるまでは少し手間かもしれません。マニュアルがやや簡素なので、自作に慣れた人や、部品を何度も入れ替えてテストするベンチ台用途に向いています。それでも、独創的な見た目と高いカスタマイズ性を求める人にはぴったりです。
ZALMANの「Z1 Iceberg Black」は、氷山から着想を得たポリゴンデザインのミニタワーPCケースです。ユニークな見た目を重視しつつ、自作PCビルダーにうれしい使いやすさを両立。MicroATX規格に対応しているので、コンパクトながら拡張性も確保したい人におすすめの一台です。
本体には耐久性に優れるパウダーコート塗装を施し、前面はマットなブラックメッシュを多角形パネルで包む斬新なデザイン。内部スペースは最大330mmのグラボ、全高160mmのCPUクーラー、210mmまでの電源ユニットをサポート。サイドパネルはヒンジ+取っ手付きの強化ガラス製で、メンテナンスやケーブル作業も手軽に行えます。
標準で120mmファン×3基を搭載し、エアフローも確保済み。RGBなど派手な演出はないものの、シンプルかつ堅牢な質感が魅力的です。変わり種デザインに挑戦したいミドルスペック自作PC派におすすめのケースです。
MerainMeのEATXオープンアルミフレームケースは、周囲と差をつけたい自作PCビルダーやゲーマーにおすすめです。航空マグネシウムアルミニウム合金製のフレームは8mmの厚みを持ち、高級感と堅牢性を両立。パーツがむき出しになるオープンデザインで、内部のRGB照明や水冷パーツを大胆に見せられます。
冷却性能も抜群で、120/240/360mmのラジエーターを2基まで取り付け可能。エアフローを邪魔しないオープン構造で、長時間の高負荷作業やゲーミングでも安定した温度管理ができます。さらにHDD×4、SSD×2のドライブベイやEATX〜ITX対応など拡張性が高く、パーツ追加やメンテナンスも手軽。独自性と性能を両立したケースを探す人にぴったりの一台です。
変わり種PCケースだからこそ、まずは見た目のユニークさをチェックしましょう。奇抜な形やカラーが好きな人には、ピラミッド型やキューブ型、セミオープンフレームなどがおすすめです。SNS映えもバツグンなので、自分らしさを大切にできます。
せっかくの変わり種デザインでも、中身が入らないと悲しいですよね。ATX、Micro-ATX、Mini-ITXなど、自分のマザーボード規格に対応しているかを必ず確認しましょう。GPUの長さやCPUクーラーの高さにも注目すると安心です。
pcケース 変わり種は見た目重視になりがちですが、しっかり冷却性能があるかも重要です。取り付け可能なファン数やラジエーター対応サイズをチェックして、熱暴走を防ぎましょう。エアフロー設計が工夫されているモデルなら、性能面でも満足できます。
初めて自作する人やパーツ交換をよくする人は、ケーブルマネジメントやサイドパネルの開閉方式を確認しましょう。工具不要で外せるパネルや、配線スペースが広いと組み立てやメンテナンスが楽になります。
強化ガラスの厚みや金属パネルの剛性など、素材の質感も見逃せません。頑丈で長持ちする素材なら、変わり種デザインを末永く楽しめます。落としても割れにくいか、ひびが入りにくいかなどもチェックポイントです。
pcケース 変わり種はデザイン性が高い分、価格帯も幅広いです。1万円台~3万円台のモデルを比較して、見た目・機能・予算のバランスを考えましょう。コスパの良いモデルを選べば、安心して長く使えます。
これらのポイントを押さえれば、自分にぴったりのpcケース 変わり種がきっと見つかりますよ。
記事を読み終えた今、個性的なpcケース 変わり種の魅力と選び方のポイントはイメージできたでしょうか?
デザインのユニークさだけでなく、対応マザーボード規格や冷却性能、組み立てやすさ、素材の質感、そして価格帯まで比べることで、自分にぴったりのケースを安心して選べます。
ここで紹介した「ピラミッド型」「キューブケース」「セミオープンフレーム」などの中から、あなたの自作PCをより特別にしてくれる一台をぜひ見つけてください。ユニークなデザインと実用性を両立した変わり種PCケースで、周りと差をつけた自作PCライフをスタートしましょう!
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