自分だけのオリジナルPCを作る楽しみのひとつが、ケース選びから始まります。pcケース 自作なら、市販の箱にはない好みの素材やサイズ、デザインを自由に組み合わせられて、ワクワク感もひとしおです。
でも、“どのキットを選べばいいの?”と悩みますよね。この記事では、対応マザーボードサイズ(Mini-ITX~ATX)、冷却性能(ファンやラジエーター対応)、組み立てのしやすさ(工具不要かどうか)、素材の質感や耐久性、拡張性、デザイン性、コストパフォーマンスといった7つのポイントを中学生にもわかるやさしい言葉で解説します。次に紹介するDIY PCケースキットおすすめ10選を参考に、自分にぴったりのpcケース 自作キットを見つけましょう!
Thermaltake S100 TG Snow Editionは、コンパクトなミニタワーケースを探している自作PC初心者~中級者におすすめの一台です。ホワイトボディに強化ガラスのスイングドアパネルを備えており、組んだパーツを美しく見せたい人や、省スペースな机に置きたい人にぴったり。
280mmまでの水冷ラジエータ対応に加え、フロント×3、トップ×2、リア×1の120mmファン設置が可能で、しっかり冷却できます。最大330mmのグラフィックカードが入り、ケーブルカバーや取り外し可能なダストフィルターも付属。価格は約4,800円とリーズナブルで、コストパフォーマンスを重視する自作派におすすめです。
内部の配線スペースはややタイトなので、大規模な水冷やファン増設を考えている上級者向けではありません。シンプル構成で組み立てやすく、デザイン性と価格のバランスを重視する人に特におすすめのケースです。
Fractal Design Pop XL Air RGB White TG Clear Tint FD-C-POR1X-01は、ハイスペックなパーツをたくさん入れたいゲーミングPC自作ユーザーにおすすめのフルタワー型ケースです。前面の六角メッシュがしっかり空気を取り込み、フロント3基・トップ2基・リア1基のRGBファンで優れた冷却性能を発揮します。E-ATXにも対応しており、大きなマザーボードやグラボを余裕を持って組み込めるのが特長です。
ケーブルタイポイントとベルクロストラップが最初から用意されているため、配線をきれいにまとめやすいのもポイント。前面にはUSB3.0ポート×2とマイク・ヘッドホン端子があり、別売りのType-CアップグレードキットでUSB-Cも追加可能です。埃が付きやすい点やファンケーブル・RGBケーブルがやや短い点は注意が必要ですが、掃除や延長ケーブルで対策できるので、機能性とデザイン性を両立したい方におすすめです。
SSUPDのMeshroom Dは、コンパクトながら高い冷却性能を備えたMini-ITX向けのスモールフォームファクターケースです。フルメッシュサイドパネルのおかげで熱がこもりにくく、工具不要のツールフリー設計で初めての自作にもぴったり。DIYで小型PCを組みたいゲーマーや省スペースを重視するユーザーにおすすめです。
一番の魅力は、細かいメッシュパネルによる抜群のエアフロー。高品質SGCCスチール製のボディは放熱性と耐久性を両立しています。標準サイズの金具に対応しながらも約14.93リットルという省スペース設計で、SFX/SFX-L電源や長めのグラフィックカードも収まります。
GPUケーブルまわりはややタイトになるケースもありますが、全体の組み立てやすさと冷却力は文句なし。小型でも性能を追求したい、自作PCの初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめの一台です。
ZALMANのT3 PLUSミニタワーPCケースは、初めて自作PCを組む人やコンパクトなケースを求める人におすすめです。強化ガラスのサイドパネルで内部をキレイに見せつつ、フロントとリアに120mmファンを各1基搭載。追加購入なしで十分なエアフローを確保できます。
本体はMicro-ATXとMini-ITXに対応しつつ、GPU最大長290mm、CPUクーラー高150mmまで取り付け可能。内部にはケーブル配線用の溝が用意され、配線作業もスムーズに進められる設計です。フロントパネルの吸気口から効率よく空気を取り込み、背面と上面から排気できます。
軽量なスチール製シャーシと薄手の強化ガラスで3.6kgと持ち運びやすいのも魅力。サイドパネルは手回しネジで外せるため、工具不要でメンテナンスが簡単に行えます。ただし剛性感はやや控えめなので、ガッチリした剛性を重視する人は注意が必要です。コストパフォーマンスを重視しつつ、スタイリッシュな小型PCを組みたい人におすすめの一台です。
ZALMAN i3 NEO WHITEは、ATXやmicroATX、Mini-ITXに対応するミドルタワー型のPCケースです。フロントメッシュパネルのおかげで風通しがよく、標準で4つの120mm RGBファンを搭載しているため、冷却性能に優れています。コストパフォーマンスを重視する自作PCユーザーに特におすすめです。
強化ガラス製のサイドパネルは3mmヒンジ式で、工具を使わず手軽に開閉可能。パーツの取り付けやメンテナンスが簡単に行えます。さらにトップとボトムにはダストフィルターが付いており、ほこりの侵入を防いで内部をきれいに保ちやすい設計です。
外形寸法は約219×484×422mmで、最大355mmのグラフィックボード、160mmのCPUクーラー、210mmの電源ユニットを収められます。ドライブベイは3.5/2.5インチ共用×2、2.5インチ×3を備え、360mmまでのラジエーター取り付けにも対応。冷却性と拡張性を両立させたい方におすすめの一台です。
Antec Performance 1 FTは、拡張性が高くE-ATXマザーボードまで対応するフルタワーPCケースです。左右両面に4mm厚の強化ガラスを備えつつ、前面3基+最大10基の120mmファン搭載が可能なエアフロー性能を誇り、ゲーミングやクリエイティブ作業で高い冷却力がほしい自作派におすすめです。
一番の魅力は大型ラジエーター(420mm)にも対応する冷却性能と、前面・天面に引き出し式の埃除けフィルターを装備し、メンテナンスが簡単な点です。背面の配線カバーやマジックテープ付きベルトでケーブルをすっきりまとめられ、見た目も美しく仕上がります。ただし、強化ガラスパネルの取り外しや一部カバーの脱着にはドライバーが必要なので、工具を使って組み立てるのが苦手でない方に向いています。
SilverStone ML09Bは、コンパクトなMini-ITX自作PCケースを探している人におすすめの一台。わずか7リットルのボディにMini-ITXマザーボードとSFX電源を収めつつ、薄型のグラフィックカードや拡張カードにも対応できる設計です。リビングや書斎の限られたスペースに置きたいゲーミングPCやHTPCを組みたいユーザーにぴったりでしょう。
最大の魅力は、省スペースながら冷却性能にも配慮されている点です。前面パネルはミラー仕上げで高級感があり、120mmファン1基、または80mmファン2基を取り付け可能。さらに2.5インチドライブを4台搭載できるマルチブラケットを備え、データ保存容量を確保しつつコンパクトにまとめられます。
CORSAIR 3500X Tempered Glass ミドルタワーPCケースは、フロントとサイドに透明度の高い強化ガラスパネルを備え、自作PCのパーツを美しく見せたい人におすすめの一台です。Mini-ITXからE-ATXまで対応し、最大41cmの大型グラフィックボードや360mmラジエーターも問題なく搭載可能。内部は余裕たっぷりで、背面マザーボード対応によりケーブルをすっきり隠せる設計になっています。
また、最大10基のファンが取り付けられる冷却性能と、ガラスパネルがワンタッチで外せる工具不要の構造も魅力。初めての自作でもパネルの取り外しや内部の配線がスムーズに行えます。RGBやiCUE LINKシステムで光るファンを使いたい方、見た目にこだわるゲーミングPCを組みたい方に特におすすめです。大容量ドライブベイを備えつつ、メンテナンスやアップグレードがしやすい設計もポイント。デザインと機能性を両立したミドルタワーケースを探している人に最適です。
NTGのミニタワーPCケースは、Micro-ATXとMini-ITXのどちらにも対応したコンパクト設計。ホワイトボディに強化ガラスを組み合わせた“オーシャンビュー”パネルで、自作パーツを美しく見せたいゲーミングPCユーザーにおすすめです。
最大7基のケースファンを取り付け可能で、320mmまでのグラフィックカードや155mm高のCPUクーラーにも対応。フロントにはUSB3.0ポート×1とUSB2.0×2、HD Audio端子を備え、利便性も抜群です。電源ユニットは最長160mmまでが収まるので、小型ながら拡張性を重視する方にぴったり。
ケースファンやケーブル取り回し用のスペースはややタイトなので、組み立て時に配線の工夫が必要ですが、その分内部はぎゅっとまとまった印象になります。見た目の美しさと冷却性能を両立したい自作入門者や、デスク上で中身を魅せるビルドを楽しみたい方に特におすすめです。
CORSAIR Obsidian 1000D スーパーフルタワーPCケースは、自作PCのパーツをぎっしり詰め込みたい人におすすめです。二つのマザーボードを同時に載せられるデュアルシステム構造で、大型グラフィックボードや本格水冷ラジエーターも難なく取り付けられます。
最大480mmまでの水冷ラジエーターと13基のファンに対応し、SSDは6台、HDDは5台まで搭載可能。スモーク強化ガラスパネルから内部のRGBライティングが鮮やかに見え、iCUEソフトで光り方やファン速度を直感的にコントロールできるのが魅力です。
そのぶん本体重量は約27kgとずっしり重く、組み立てにはドライバーが必要です。頻繁に移動させるのは大変なので、大きなケースを置くスペースと腰に自信がある方、そしてとことん拡張性や冷却性能を追求したい自作PCユーザーにおすすめします。
Thermaltake Versa H18 ミニタワー型PCケースは、microATXやMini-ITXマザーに対応するコンパクトな自作PCケースです。約4,000円台の手ごろな価格ながら、SPCC鋼板の厚みや精度が高く、初めて自作PCを組む人にもおすすめです。
前面にメッシュパネルを備え、最大5基の120mmファンが装着可能。冷却効率を重視したいゲーマーや省スペースでパーツをすっきり収納したい人にぴったりです。ケーブルマネジメントも簡単で、内部をきれいにまとめられます。
アクリルウィンドウサイドパネルで内部パーツが見えるので、自分好みにカスタムしたい方にもおすすめ。ただし、ハイエンドGPUを入れると排熱が追いつかない場合があるため、大型グラフィックボードを使う人は注意が必要です。
Fractal Design Terra Jadeは、コンパクトなMini-ITXケースながら最大322mmまでのハイエンドGPUを収納できるおしゃれなゲーミングPCケースです。FSC認定のソリッドウォールナット製フロントパネルと8mm厚アルミニウム外装で高級感がありつつ、10.4Lの小型ボディは持ち運びやすく、自作PCケース おすすめの一台。USB Type-CポートやPCIe 4.0ライザーケーブルも標準装備していますので、最新のパーツを美しく組み上げたい人にぴったりです。
最大長322mmのGPUをサポートしつつ、無段階でスライドする中央パーティションにより電源や冷却パーツの配置を自由に調整可能。組み立てには専用ツールが必要ですが、着脱式パネルとモジュラー設計でケーブル管理も意外とスムーズです。冷却は120mmファン1基対応と制限がありますが、静音性を重視したいミニマル志向のゲーマーや、外出先でも性能重視のモバイルゲーミングPCを自作したい人におすすめです。
MSIのMAG FORGE 110Rは、自作PC初心者におすすめのATX対応ミドルタワーケースです。アクリルサイドパネルや付属ARGBファンで内部が見えるスタイリッシュなデザインが特長。フロントメッシュ構造でエアフローを確保し、前面・天面に240mmサイズの水冷ラジエーターを取り付けられるので、しっかり冷却したいゲーマーにもぴったりです。
組み立てやすい設計で、ATXマザーボードや大型GPUも余裕を持って搭載可能。リアには120mmのARGBファンを標準装備し、LEDライティングを手軽に楽しめます。コスパ重視で見た目と性能を両立したい人におすすめの一台です。
オウルテックの『Mechanic Master ミニITX PCケース C28-WH』は、名前はMini-ITXでもMicro-ATXマザーボードを取り付けられる余裕ある内部スペースが魅力。コンパクトで取り外し可能なハンドル付きなので、イベントで自作PCを持ち歩きたいゲーマーや、省スペースでかっこよく組みたい方におすすめです。
自作PCの冷却性や拡張性を重視する方にもおすすめできるポイントは、最大6基のケースファンを搭載可能な冷却性能と、全長335mm・全幅162mmまでの大型ビデオカードが入る拡張性。120/240mmの水冷ラジエーター対応で、ハイエンドパーツをしっかり冷やせます。さらに前面のUSB Type-Cポートは10Gbps対応で、高速なデータ転送もストレスフリーです。
マニュアルが英語のみで組み立てにはある程度の経験が必要ですが、組立手順を解説した動画も用意されています。ツールの扱いに慣れている中級者・上級者におすすめしたい一台です。
Thermaltake View 380 TG ARGB Hydrangea Blueは、透過性の高い強化ガラスパネルとARGBライトが映える自作PCケースを探している方におすすめのミドルタワーケース。広い視野で内部を魅せたいゲーマーやライトアップ重視のユーザーにピッタリです。
フロント&サイドにフレームレスの強化ガラスを採用。ARGB Liteファンを4基標準搭載し、ASUSやGIGABYTEのライティングソフトと同期可能で多彩な発光演出が楽しめます。トップ360mm、右サイド280mmなどラジエーター取り付けにも対応し、高い冷却性能を確保。デュアルチャンバー設計でケーブルを裏配線でき、内部はすっきり整理できます。
ATX、Micro-ATX、Mini-ITXのマザーボードに幅広く対応し、CPUクーラー高さ160mm、GPU長さ415mmまで設置可能。ドライブベイは2.5インチ×2&3.5インチ×1でSSD中心の構成に向いています。HDDをたくさん載せたい人にはやや物足りないかもしれませんが、拡張性と美しさを両立したケースをお探しの人におすすめです。
自作PCをはじめるとき、自分にぴったりのPCケース 自作キットを選ぶのはちょっとドキドキしますよね。ここでは中学生にもわかるように、やさしくポイントをご紹介します。この記事を読めば「自分に合った商品が見つかりそう」と安心して選べますよ。
PCケース 自作では、まずMini-ITX、Micro-ATX、ATXなど対応するマザーボードのサイズをチェックしましょう。余裕をもって選ぶと、グラボや冷却ファンもスムーズに収まります。
自作PCケース おすすめのポイントは冷却性能。搭載可能なファン数やラジエーター対応サイズを見て、熱暴走を防げるか確認しましょう。夏場の長時間プレイでも安心です。
DIY PCケースキットには工具不要のスナップ式や、ネジ止め式などがあります。初心者さんは工具不要タイプや、ホームセンターやダイソーで手に入る部材を使ったキットがおすすめです。
アクリル、木製、アルミ、布、3Dプリンタ素材など、素材で雰囲気や放熱性が変わります。アクリルパネルは見た目◎、木製は温かみ◎、アルミは軽量で放熱性◎。好みに合わせて選んでください。
ドライブベイ数や拡張スロット数を確認して、将来のパーツ追加にも対応できるかチェック。DIYらしく、あとから増設しやすいかどうかも大事なポイントです。
透過パネルやRGB、LEDを組み込めるか、外装を塗装できるかなど、自作PCケースならではのアレンジも楽しみの一つ。自分だけのオリジナルデザインを想像しながら選びましょう。
予算内で最適な機能をそろえるのが自作の醍醐味。ホームセンターや3Dプリンタ素材を活用すれば、リーズナブルにオシャレなPCケース 自作が楽しめます。価格だけでなく品質やサポートも含めて選んでください。
ここまで、pcケース 自作キットの選び方を「対応マザーボードサイズ」「冷却性能」「組み立てのしやすさ」「素材」「拡張性」「デザイン性」「価格」という7つの視点でやさしくおさらいしました。
どれも大切なポイントですが、自分が重視したい項目をひとつずつ思い浮かべると、選ぶべきキットが自然に見えてきます。DIY PCケースキットおすすめ10選から気になるものをピックアップして、ぜひ一歩を踏み出してみてください。自作pcケースの楽しさが、きっとグッと広がりますよ!
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