近年、「手のひらサイズ」で置き場所を選ばない超小型PCの人気がぐんと高まっています。デスクやリビング、書斎の棚にすっきり収まるデザインながら、自分好みのパーツを組み込める「超小型pc 自作 キット」は、自作派にとって魅力的な選択肢です。
ベアボーンキットなら、ケース・マザーボード・電源があらかじめセットされているので、メモリやストレージを追加するだけで手軽に組み立てスタート。Mini-ITXやNUCタイプなどサイズや拡張性の違いを押さえれば、初めての人でも失敗なく選べます。
この記事では、置き場所や用途に合わせて「本体サイズ」「CPUプラットフォーム」「メモリ・ストレージの増設性」「冷却・静音性」「USB・映像出力などのインターフェース」「電源構成」「価格」といった7つのポイントをわかりやすく解説。最後に厳選したおすすめの超小型ベアボーンPCキットをご紹介しますので、自分にぴったりの一台がきっと見つかります。
ASRockのベアボーンPC「DESKMINI X600/B/BB/BOX/JP」は、手のひらサイズでありながら最新のAMD Socket AM5 Ryzen 7000/8000シリーズCPUに対応する超小型PC自作キットです。PC自作経験者やITリテラシー中級者で、デスク周りをスッキリさせつつ高性能も欲しい人におすすめの一台。専用MOSFETヒートシンクで放熱性が高く、静音性も期待できます。
一番の魅力はメモリとストレージの拡張性。デュアルチャネルDDR5-6400+ (OC)メモリを最大96GBまで搭載可能なうえ、PCIe Gen5×4/Gen4×4のM.2スロットやSATAコネクタを備え、将来的なアップグレードも簡単です。3画面同時出力に対応しており、マルチディスプレイで作業領域を広げたい人にもぴったり。
外付け120Wアダプタで電源をまかなう設計なので、本体は80×155×155mmの超コンパクトサイズ。2.5GbE有線LANやUSB3.2 Gen1 Type-Cを含む豊富なインターフェースを備え、周辺機器の接続にも困りません。古いD-Sub端子が残っているのでレガシーデバイスを使いたいケースにも対応できます。
組み立ては付属ネジパックとマニュアルが付属しますが、細かいドライバーの使い方に注意が必要です。省スペースかつ高い自作自由度を求める中級者におすすめのベアボーンキットです。
ASRock DeskMini X300は、AMD AM4ソケット対応の超小型ベアボーンキットです。Ryzen 5000/4000シリーズAPUが載せられるため、自作PCの自由度を保ちつつデスク周りをすっきりさせたい中級者におすすめ。わずか1.9Lサイズでもメモリ最大64GB、M.2×2+SATA×2のストレージ拡張に対応し、手のひらに収まるサイズで高い拡張性を実現しています。
本体前面にはUSB3.2 Gen1 Type-C×1/Type-A×1、背面にもUSB3.2 Gen1 Type-A×1とUSB2.0×1を装備。HDMI(4K@60Hz)、DisplayPort、D-Subの3系統出力により、複数モニタをつないで作業効率を上げたい人にもぴったりです。ギガビットLANとM.2(2230)スロットによるWi-Fi+Bluetoothモジュール対応で、リモートワークやホームシアター用途にも活躍します。
電源は120W/19VのACアダプタ方式で、筐体内部に余計な電源ユニットを置かないため本体はコンパクトのまま。標準付属のCPUクーラーは高さ46mmまで対応しており、静音性も確保できます。組み立ての際は低背型クーラーやホコリ対策フィルターの導入を検討すると、さらに快適に使えるでしょう。
AIOPCWA Firewall Micro Appliance ミニPCは、ネットワーク構築や自宅サーバーを手軽に始めたいIT中級者におすすめの一台。ファンレス設計のアルミ筐体に第12世代Intel N100(4コア4スレッド、最大3.4GHz)を搭載し、静音かつ省電力で運用できます。
DDR5 SODIMMメモリスロット×1(最大32GB)やM.2 NVMe×1(PCIe3.0×4、1-to-4アダプタで最大4基対応)、SATA3.0×1といったストレージ拡張性を備え、SSDやHDDを自由に増設可能。さらに2.5GbE LANポート×4、USB2.0×6/USB3.0×2、HDMI×1、DisplayPort×1、TFカードスロットと多彩なインターフェースを標準装備しており、PF-senseやProxmox VEなどのOSも問題なく動作します。
手のひらサイズのコンパクトボディはデスクやラック、テレビ裏への設置にぴったり。AES-NIやWake on LANにも対応しているため、静かなホームサーバーや仮想化環境を構築したいユーザーにもおすすめです。
手のひらサイズの自作キットを探している人におすすめなのが、AIOPCWAのファンレスミニPC「AI301」。デスク周りをスッキリさせたい中級者向けで、8コア16スレッドのAMD Ryzen 7 7730U(最大4.5GHz)を搭載しながらコンパクトな筐体に収めています。
大きな魅力はファンレス設計による静音性です。アルミ合金製ヒートシンクが効率よく熱を逃がし、ファンの動作音が気になりません。DDR4 SO-DIMMスロット×2で最大64GBメモリに増設可能、M.2 NVMeスロットと2.5インチSATAスロットでストレージも自由自在。HDMI2.0×2やUSB3.1×3といった充実のインターフェースで、4K×2画面出力にも対応します。
VESAマウント付属でモニター裏やラック設置も簡単。OSやメモリ、SSDは別途用意する必要がありますが、自作の自由度を重視する人にはぴったりです。高性能CPUと静音性、拡張性を兼ね備えたこのキットは、ミニPCを自分で組み立てたいITリテラシー中級者におすすめです。
MINISFORUM MS-01 S1260は、手のひらサイズでありながらCore i5-12600Hを搭載した超小型自作ベアボーンキットです。小さなデスクやモニター裏にもスッと収まり、動画編集やライトゲームを快適にこなしたい自作ユーザーにおすすめ。自作経験がある中級者なら、必要なメモリとストレージを選んで組み立てるだけで、自由度の高いカスタマイズが楽しめます。
本体には2×M.2スロット(2280/22110 NVMe)とU.2対応、さらにPCIe4.0×8スロットでRTX3050などの増設もOK。ネットワークは2×10Gb SFP+と2×2.5Gb有線LAN、Wi-Fi6/Bluetooth5.2を備え、多様な環境で高速通信が可能です。HDMI×1+USB4×2で3画面出力にも対応し、作業効率を大幅アップ。拡張性と高性能を両立したい自作志向の人におすすめの一台です。
ASUS NUC 13 Pro Slim ベアボーンキットは、手のひらサイズながら第13世代Core i3を搭載。デスクまわりをスッキリまとめつつ、自作の楽しさや拡張性も確保したい30〜40代のPC自作経験者におすすめの一台です。壁掛けやモニター裏にも設置できる超小型設計で、リビングや書斎のインテリアを損ないません。
最大64GBまで対応するDDR4 SO-DIMMを2スロット備え、トリプルM.2 NVMeストレージ構成で読み書き速度も快適。Thunderbolt 4対応USB-Cポートで4K/8Kディスプレイを接続でき、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3で高速無線通信もカバーします。内蔵グラフィックスはインテルUHDで、普段使いやビジネス用途に十分な性能を発揮します。
117×112×37mm・約485gの超コンパクトボディは付属のVESAマウントでモニター裏に取り付けOK。ただしCPUはCore i3-1315U固定なので、将来的に大幅な性能アップを望む場合はやや物足りなさを感じるかもしれません。省スペースで手軽に組み立てられる、自作キット初心者にもおすすめのモデルです。
MINISFORUM MS-01 S1390は、手のひらサイズに近い超小型ベアボーンキットながら、第13世代Core i9-13900HとDDR5-5200対応メモリを搭載し、高い処理能力を実現した一台です。PC自作に慣れた30〜40代の方で、デスク周りをすっきりさせつつも本格的な性能や拡張性を求めるユーザーにおすすめの製品です。
一番の魅力は、14コア20スレッドのCore i9-13900Hによる圧倒的な演算性能と、RAID0/1対応のM.2 2280/22110スロット×2+U.2スロットによる高速ストレージ環境。さらにPCIe4.0 x16スロットで専用グラフィックカード(RTX 3050など)も増設でき、ゲームや動画編集、3Dレンダリングまで幅広くカバーします。
注意点としては、付属マニュアルが英語中心で構成されており、初めてベアボーンキットを組み立てる場合は別途日本語ガイドを用意したほうが安心です。それでも、コンパクトな筐体でデスクトップ並みの拡張性を実現したい自作派には特におすすめです。
ASRockのベアボーンキット「DeskMini X600」は、自宅のリビングや書斎に手のひらサイズで設置できる超小型PCを探している自作中~上級者におすすめの一台。ケース・マザーボード・電源が一体化されているので、必要なのは対応DDR5メモリとNVMe SSDを差し込むだけ。コンパクトながらAMD Ryzen 8000/7000シリーズCPU(最大8コア/16スレッド)に対応し、高いグラフィックス性能を発揮します。
最大96GBまで拡張可能なDDR5 SODIMMスロットやPCIe Gen5対応M.2スロットを備え、ストレージを最大4基まで増設できる点が嬉しいポイント。外付けACアダプタ駆動で配線もすっきり、VESAマウント対応でモニター裏にも設置しやすい設計です。省スペースかつパワフルな自作PCキットを求める人にぴったりのおすすめモデルです。
ASUS NUC 13 Pro Slim ベアボーンは、30~40代のPC自作経験者やITリテラシー中級者で、デスク周りを手のひらサイズPCですっきりさせたい人におすすめの一台です。ケース、マザーボード、電源が一体化されたベアボーンキットなので、メモリやストレージを取り付けるだけで自作の楽しさと拡張性を両立できます。
最大の特徴はインテル第13世代Core i7-1360PとIris Xeグラフィックスを搭載している点。4コアから12コア相当のマルチスレッド性能でビジネス~クリエイティブ作業まで幅広くこなせます。さらにThunderbolt™ 4対応のUSB-Cポートで高速データ転送や多彩なディスプレイ接続が可能です。
超小型の4x4フォームファクター(約11.7×11.2×3.7cm)に加え、VESAマウントが付属。モニター背面や壁掛けにセットして、リビングPCや書斎用として空間を有効活用できます。また、24時間365日の連続稼働対応やケンジントンロック/ケーブルロックアーム装備でセキュリティも安心です。
トリプルストレージ設計によりM.2 NVMe SSDを2基、2.5インチSATAドライブを1台まで増設OK。メモリも最大64GBまで拡張でき、自分好みのスペックにアップグレードしやすいのが魅力です。価格はやや高めですが、自作の自由度と性能重視で選ぶなら非常におすすめのモデルです。
Intel NUC Core i3 搭載のベアボーンキット「BOXNUC7I3BNH」は、手のひらサイズでデスクや棚のスペースを有効活用したい人におすすめの超小型PCキットです。CPU・グラフィック・電源があらかじめ組み込まれているので、別途メモリやSSDを用意して簡単に自作を楽しめます。初めてベアボーンに挑戦する方でも扱いやすい設計です。
搭載CPUはIntel Core i3-7100U(2.40GHz)で、Web閲覧やオフィス作業、動画再生がスムーズに動作します。メモリスロット×2(最大32GB)とM.2スロット+2.5インチSATAベイを備え、将来の増設にも対応。ファン回転を抑えた静音設計なのでリビングや書斎で気兼ねなく使えます。Wi-Fi(802.11ac)とBluetooth 4.2内蔵、USBポートも豊富に揃い、ケーブル類をすっきりまとめたい自作好きにおすすめの一台です。
ASRockの「DeskMini 310/B/BB/JP」は、Mini-STXフォームファクタを採用した超小型ベアボーンキットです。Intel H310チップセットを搭載し、第8世代Core i7 8700まで載せられるため、手のひらサイズながら十分な処理性能を求める自作ユーザーにおすすめです。デスク上やリビングのちょっとしたスペースにも置きやすく、インテリアを損なわずにPC環境を構築できます。
本体にはDDR4-2666対応のSO-DIMMスロットが2つあり、最大32GBまでメモリを積めます。ストレージは2.5インチSATA×2とUltra M.2(2280)×1を装備。前面にUSB3.1 Gen1 Type-C×1、Type-A×1、背面にUSB2.0/USB3.1/HDMI/DisplayPort/D-Subを備え、周辺機器やディスプレイとの接続性も良好です。またメンテナンスはネジ4本を外してシャーシをスライドさせるだけと簡単。省スペースながら拡張性も確保できます。
気をつけたいのは、ACアダプタがやや大きく、近くで使うと高周波音が気になる場合がある点です。背面USBポートはマウスやキーボードを接続すると埋まりやすいので、Bluetoothや無線LANを増設したい方は別売オプションのVESAマウントキットや無線モジュールも検討してください。
ASRockのベアボーンPC「DeskMini H470/B/BB/BOX/JP」は、わずか80×155×155mmの手のひらサイズで、自宅のデスクやリビングの棚にもスッキリ収まる超小型PC自作キットです。Intel LGA1200ソケット対応で第10世代Core(TDP65Wまで)をそのまま使えるので、自作の楽しさを残しつつ高性能マシンを手軽に組み立てたい人におすすめ。
メモリはSO-DIMM DDR4×2(最大64GB)に対応し、ストレージはM.2 PCIe Gen3×1とSATA3×2を備えています。拡張スロットが豊富なので、あとから容量アップしたい方にも頼もしい設計です。映像出力はHDMI(4K@30Hz)・DisplayPort1.4・Type-C DP・D-Subをサポートし、USBポートやギガビットLANも充実。周辺機器をたくさんつなぎたい自作派にも安心のインターフェースです。
冷却は標準のインテルボックスファンに加え、ASRock独自の「Base Frequency Boost」機能を搭載。低プロファイルファンなら静音動作が可能で、寝室や書斎に置いてもファンノイズが気になりません。120WのACアダプタ仕様で安定した電力供給ができるのも心強いポイント。
※Intel第11世代CPUを使う場合はBIOSアップデートが必要です。また、CPUクーラーは高さ47mmまでのロープロファイルタイプを選んでください。それ以外は組み立てやすく、拡張性と省スペース性を両立したい自作ビルダーにおすすめの一台です。
ASRockベアボーンPC DESKMEET X300/Bは、コンパクトな8Lサイズでデスク周りをスッキリさせたい自作中級者におすすめの一台。AMD AM4ソケット対応でRyzen 2000~5000シリーズが載せられ、別途ケースや電源をそろえる手間を省きつつも自由度の高いカスタマイズが楽しめます。
一番の魅力は、ケース・マザーボード・500W電源がセットになっている点。4本のDDR4スロットで最大128GBメモリを積め、M.2×1&SATA3×2でストレージ拡張も自在。引き出し設計のトレイやカスタムケーブルで配線が簡単に行え、最大200mmのグラフィックボードまで対応します。
筐体が小さいぶん冷却やファン選びは少し工夫が必要ですが、薄型CPUクーラーや静音ファンを組み合わせれば問題なし。省スペースかつハイスペックな自作PCキットを探している人におすすめです。
Intel NUC 12 Pro NUC12WSKi5ベアボーンシステムは、ビジネス用途やホームオフィス向けに設計された手のひらサイズの超小型PC自作キットです。第12世代Core i5-1240P(12コア)プロセッサーを搭載しながら、わずか1.5kgのコンパクトボディは机上や棚の上にもすっきり収まります。省スペース環境で高い処理能力を求めるPC自作経験者や、デスク周りをきれいに保ちたい人におすすめです。
本製品はSocket BGA-1744を採用し、DDR4-3200対応のデュアルチャネルメモリを最大64GBまで増設可能。M.2 NVMeスロット×2と2.5インチSATAベイを備え、ストレージの拡張性も抜群です。Intel UHD Graphics 770内蔵GPUにより軽いグラフィック作業もスムーズにこなせます。
冷却ファンは静音性を重視した設計で、アイドル時の騒音が気になりません。USB2.0ポート×2、HDMI/DisplayPort端子、有線LANポート、Bluetooth対応など入出力も充実。わかりやすいマニュアル付きで組み立てやすく、パーツ選びの手間を省きつつ自作感も楽しめる点が魅力です。
価格は約11万円ほどとやや高めですが、手のひらサイズで高性能&高拡張性の超小型PCを自分好みにカスタマイズしたい中級者に強くおすすめします。
ASUS NUC 13 Pro Slim ベアボーンキットは、手のひらに収まる超小型サイズに第13世代Core i5-1340Pを搭載した自作キットです。VESAマウント付きなので、モニター裏や棚のスペースを有効活用したい人にぴったり。メモリやストレージを自分で選んで組み立てる楽しさを残しつつ、初期構成でも十分な性能を発揮します。
一番の魅力は、トリプルストレージデザインと高い拡張性。M.2スロットを3つ備え、最大64GBのDDR4メモリに対応するので、将来のアップグレードも安心です。Thunderbolt 4やUSB3.0、HDMI×2、DisplayPort×2といった豊富なI/Oに加え、Wi-Fi 6E&Bluetooth 5.3内蔵でネットワーク環境も快適。小型ながらオフィスワークから動画編集まで幅広くこなせます。
ファンは静音設計で、リビングや書斎での使用にも向いています。ACアダプタは外付けですが、電源周りのケーブルロックアームが付属しセキュリティもしっかり。省スペースで高性能な超小型PCを自作したい、デスク周りをすっきりさせたい人におすすめです。
ASRockの「Ryzen ベアボーンキット 4X4 BOX-V1000M/JP」は、手のひらサイズの超小型PCを自分で組み立てたい人におすすめの一台です。AMD Ryzen V1605Bプロセッサー対応で、Windows 10はもちろんLinuxでも動作確認済み。リビングや書斎のちょっとしたスペースに置けるコンパクトさが魅力です。
一番の特長は、HDMI×1とDisplayPort×2を備え、最大3画面同時出力できる点。省スペースながらマルチディスプレイ環境を構築できるので、オフィス作業や家庭用サーバーにも対応可能です。
また、DDR4-2400 SO-DIMMを2枚挿せて最大32GBまで拡張OK。M.2 NVMe(PCIe Gen3 x4)と2.5インチSATAベイも1つずつ装備しており、ストレージを増設しやすい構成です。ギガビットLANポートが2つ、Intel Wireless-AC 3168モジュール搭載で、有線・無線ともに安定したネット接続が実現できます。
消費電力はアイドル時で約15~20W、ピークでも30W程度と低く抑えられており、サーバー用途や長時間稼働が必要な場面にもおすすめ。ただしZen1世代のAPUなのでWindows 11には非対応です。
小型ながら拡張性とネットワーク機能を両立したベアボーンキットを探している、自作経験者や中級者にぴったりのモデルと言えます。
Intel NUC 12 Enthusiast NUC12SNKi72ベアボーンは、PC自作で高性能かつ省スペースを求める人におすすめのキットです。第12世代Core i7-12700H(14コア)とIntel Arc A770Mグラフィックスを搭載し、リビングや書斎に置いても邪魔にならないコンパクトサイズでありながら、ゲームや動画編集にも余裕のある性能を発揮します。
メモリはDDR4対応の2スロットで最大64GBまで増設可能。M.2 NVMeスロット×2に加え、Serial ATA-600対応のポートも備えているため、ストレージの拡張性もバッチリ。2.5ギガビット有線LANと最新Wi-Fi 6E、Thunderbolt 4×2など充実した入出力を持つので、周辺機器を多くつなぎたい人にも安心です。
価格は約14万円とやや高めですが、手のひらサイズでフルタワー並みのパワーを手に入れたいクリエイターやゲーマー、自作経験があってデスクまわりをすっきりまとめたい人におすすめの一台です。
MINISFORUM 795S7 ITXシャーシ BD795i SEは、高性能なAMD Ryzen 9 7945HXとRadeon 610Mをコンパクトにまとめた超小型ベアボーンキット。デスクをすっきり保ちながらも、しっかり自作の自由度を楽しみたいPC自作経験者や、省スペースでハイパフォーマンスを求める方におすすめの一台です。
一番の魅力は、16コア32スレッドのモバイル向けハイエンドCPUと新世代GPUを内蔵しつつ、DDR5メモリスロット×2(最大96GB対応)、M.2 NVMeスロット×2を備えている点。HDMI2.1×1、DP1.4×1、USB-C(8K@60Hz)×1でトリプルディスプレイにも対応し、仕事やクリエイティブ作業、ゲームまで幅広くこなせます。
専用ヒートシンクとマルチファンヘッダによる冷却設計で、全負荷85Wでも安定動作。内蔵400W TFX電源ユニットで配線もシンプルに収まります。Wi-Fi用のM.2 2230 Key Eスロットはあるものの固定具は別途入手が必要な点や、本体重量3.96kgの取り回しには少し注意が必要です。しかし、自由にカスタマイズしながら超小型PCを自作したい人には最適なキットと言えるでしょう。
ASRock 4X4 BOX AMD CPU Ryzen5 5600U搭載のベアボーンキット「4X4 BOX-5600U/JP」は、手のひらに収まるコンパクトサイズながら、しっかり自作感も楽しみたい人におすすめの一台です。ケースとマザーボード、電源があらかじめセットになっているので、別途メモリやSSDを用意すればすぐに組み立てスタートできます。
一番の魅力は、Zen 3世代のRyzen5 5600Uを搭載している点。6コア12スレッドで日常作業から軽めのクリエイティブワークまで快適にこなせます。さらに最大64GBまで増設できるデュアルDDR4 SO-DIMMスロットやM.2+SATAのデュアルストレージ対応で、将来のアップグレードにも柔軟に対応可能です。
映像出力はHDMI2.0aとDisplayPort1.2aに加え、USB Type-Cポートからも4K@60Hz出力が可能。4画面同時出力でマルチモニター環境を実現できます。ネットワークは2.5GbE有線LANと最新のWi-Fi6E/Bluetooth5.2を備え、リビングや書斎で高速通信を求める方にもおすすめです。
AIOPCWAのベアボーンミニPC「AI305-PN」は、幅10cm×奥行10cm×高さ5.85cmの超小型設計。手のひらサイズのボディに第12世代Core i3 N305(8コア8スレッド、最大3.8GHz)を搭載し、省スペースでリビングや書斎に置きたい自作派におすすめです。
最大の特長は4つのM.2 NVMeスロットとSO-DIMM DDR5メモリスロット(最大48GB)。SSDやメモリを自由に組み合わせて、自分だけのホームサーバーやメディアPCをカスタマイズ可能です。加えてIntel UHD Graphics(32EU)で4K二画面出力ができ、2つの2.5GbE LANやUSB3.2 Gen2ポート、WiFi7/BT5.4モジュール(別売)拡張にも対応し、高速通信環境も手に入ります。
ベアボーンキットなのでRAMとSSDは別途準備が必要ですが、自作経験者や拡張性を重視するITリテラシー中級者に特におすすめ。組み立ての手軽さと将来の増設性を両立させたい人にピッタリの一台です。
MINISFORUM UM890 Proベアボーンキットは、超小型PCを自作したいIT中級者やPC自作経験者におすすめのモデルです。手のひらサイズのコンパクトボディながら、最新のAMD Ryzen 9 8945HSを搭載し、4.0GHz〜最大5.2GHzの高クロックでサクサク動きます。
一番の魅力は、自分好みにカスタマイズできる拡張性です。ドライバーなしでトップカバーを開けられ、DDR5-5600MHz対応のメモリスロットが2基、M.2 2280 PCIe4.0 SSDスロットも2基備えます。最大96GBメモリ、2TB×2のSSDを載せれば、大容量データ処理や動画編集も余裕です。
AMD Radeon 780M内蔵GPUとRyzen AIエンジンを搭載し、軽いゲームや3Dレンダリング、生成AIタスクでも力強いパフォーマンスを発揮。発熱対策もヒートシンク+ファン構成で安定しており、ファン音は中〜高負荷時でも比較的抑えられています。
インターフェースも豊富でHDMI2.1×1、DisplayPort1.4×1、USB4×2(PD給電対応)に加え、2.5Gbps有線LANとWi-Fi6E/Bluetooth5.3を搭載。4画面同時出力できるのでマルチディスプレイ環境での作業効率アップにも貢献します。
サイズは130×127×61mm、重量は約1.63kgと軽量。デスクまわりをすっきりさせたい人やリビングに置いてサブPCを組みたい人、自分でパーツを選んで組む楽しさを味わいたい人におすすめです。
ASRockのベアボーンPC「DESKMEET X600/B/BB/BOX/JP」は、AMDのSocket AM5に対応した超小型自作キットです。幅約17cm×奥行き約22cm×高さ約22cmという手のひらサイズながら、最大200mmのグラフィックボードやDDR5メモリ×4枚の搭載が可能。ケース、マザーボード、500W電源(80+ Bronze)が一体化されているので、パーツ選びの手間を抑えて自作を楽しみたい人におすすめします。
本体には専用MOSFETヒートシンクを備え、高い放熱性能を実現。内蔵GPU搭載のRyzen 8000/7000シリーズや拡張カードでWi-Fi/Bluetoothを加えられる汎用性も魅力です。DisplayPort×2、HDMI×1、USB3.2 Gen1 Type-C/A、2.5GbE LANなどインターフェースも充実しており、リビングPCや書斎デスクの省スペース化を目指す中級者にもぴったりの一台です。
MINISFORUM MiniWorkStation MS-01はIntel Core i5-12600Hを搭載した超小型ベアボーンキット。手のひらサイズながら12コア/26スレッドの高い処理性能を備え、自作の自由度も保ちたい人におすすめです。
M.2 NVMeスロットを3基とU.2対応で、SSDの追加が手軽に行えます。さらに10GbE×2と2.5GbE×2に加え、Wi-Fi6やBluetooth5.2も内蔵。HDMIやUSB4ポートで最大3画面出力でき、テレワークや動画編集、ホームサーバー用途にも向いています。
ただしメモリやSSD、OSは別途用意が必要で、排熱は外部ファンの併用を検討したほうが安心です。それでも省スペースで高性能な自作PCを組みたいITリテラシー中級者や、リビングPCを探している人におすすめの商品です。
Intel NUC Core i5搭載の小型ベアボーンキットは、コンパクトながらオフィス作業や自宅サーバー用途にも十分な性能を備えています。手のひらサイズなのでデスクや棚の隙間に置けて、部屋をすっきりまとめたい自作初心者~中級者におすすめ。メモリとストレージを自分で用意して組み立てる楽しさも味わえます。
本体には第7世代Core i5-7260Uを搭載し、内蔵のIris Plus Graphics 640で軽い動画編集やブラウジングも快適。メモリスロットは2本、最大32GBまで増設可能。M.2 SSDと2.5インチSATA HDD/SSDの両方に対応するため、大容量データの保存もラクラクです。Thunderbolt 3やHDMI、USB3.0ポートのほか、ギガビットLANや802.11ac Wi-Fi、Bluetooth 4.2も備えており、周辺機器の接続に困りません。自宅リビングや書斎で小さく自作を楽しみたい人におすすめです。
MINISFORUM UM870 Slimは、手のひらサイズの超小型PC自作キットです。AMD Ryzen 7 8745Hを搭載できるベアボーン設計で、8コア16スレッドの高性能CPUとRDNA3世代のRadeon 780Mをサポート。自分でメモリやSSDを選んで組み立てたい方や、デスク周りをすっきりさせたいホームオフィスユーザーにおすすめの一台です。
本機はDDR5-5600 SO-DIMM×2スロットを備え、最大96GBまでメモリを増設可能。さらにPCIe4.0×4対応のM.2 NVMe SSDスロットを2つ搭載し、高速ストレージを柔軟に拡張できます。起動やアプリの立ち上がりもサクサク動くため、動画編集や資料作成も快適です。
冷却にはPCM+アクティブファンを採用し、長時間の高負荷でも安定した動作と静音性を両立。HDMI2.1、DisplayPort1.4、USB4端子で3画面出力にも対応し、2.5GbE有線LANやWi-Fi6E/Bluetooth5.3で高速ネットワークを実現します。コンパクトながら高性能・高拡張性を求めるライトゲーマーやクリエイターにもおすすめです。
ASRock Intel H110搭載 ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BBは、デスク周りをすっきりさせたいPC自作中級者におすすめの超小型PCキットです。手のひらサイズながら、自分でCPUやメモリを選んで組み立てられる自由度が魅力です。
一番の特長は、LGA1151ソケット対応でIntel第6世代・第7世代のCore/Pentium CPUが載せられる点。DDR4 SO-DIMMスロット×2で最大32GBまで拡張でき、M.2スロットや2.5インチSATAベイも備えているので、ストレージ構成も思いのままです。
映像出力はVGA、HDMI、DisplayPortを各1系統ずつ搭載。外部GPUがなくても、内蔵Intel UHD Graphicsで複数ディスプレイ運用ができます。ファンの音はBIOSでサイレントモードに設定可能で、静かな環境を保ちたいリビングPCとしても使いやすいです。
ACアダプタ方式の電源(120W)なので本体は軽量&コンパクトですが、別途アダプタの設置スペースが必要です。無線LANは内蔵していないため、Wi-Fiを使いたい場合は別売のカードを追加しましょう。
省スペース&高い拡張性を両立したい自作ユーザーにぴったりの一台。シンプルだけど拡張しがいのある超小型PCキットを探している方におすすめです。
自宅のデスクやリビングの棚に置くなら、まず手のひらサイズやブックサイズの本体寸法を確認しましょう。Mini-ITX、Mini-STX、NUCタイプなど、超小型pc 自作 キットにはいくつかのフォームファクタがあります。厚みや重量も意外と重要なので、設置場所にピッタリ収まるモデルを選ぶと安心です。
Intel製かAMD製かで使えるCPUが変わります。Intel第13世代Coreなら省電力で静音、8コアRyzenならマルチタスクや動画編集に強いなど、それぞれ特徴があります。自分の使い方(動画視聴やゲーム、ビジネス用途など)に合わせて、好きなプラットフォームを選びましょう。
自作キットは別途メモリやSSDを追加できるのが魅力です。メモリスロットの数(最大32GB/64GB対応など)やM.2 NVMeスロット、2.5インチSATAベイの有無をチェック。将来のアップグレードを見据えれば、「今はこれだけで十分」から「もっと増設したい」まで柔軟に対応できます。
小さな筐体は熱がこもりやすいので、ヒートシンクやファンの構造をチェックしましょう。静音ファンを搭載したモデルや、パススルーエアフロー設計など、騒音レベル(アイドル時/高負荷時)が明記されていると安心です。リビングPCとしてテレビの近くに置く場合は特に重要です。
USBポート(USB-A/USB-C、PD対応)、HDMIやDisplayPortの映像出力、有線LAN(1GbE/2.5GbE)とWi-Fi 6/Bluetoothなど、自分の周辺機器とちゃんとつながるか確認しましょう。外部HDDやゲームコントローラー、キーボードなどを同時に使いたいなら、ポート数や種類が豊富なモデルが便利です。
内蔵型電源(PSU)か外付けACアダプタかで設置性やケーブルの取り回しが変わります。出力ワット数(例:65W、120Wなど)が自分の選ぶCPUやGPUに対応しているかを確認しましょう。高性能CPUを載せるなら余裕のある電源容量がおすすめです。
予算内でハイコスパなモデルを選ぶには、上記の項目を総合的に判断します。性能・拡張性・静音性・デザインのどれを優先するかを決めて、無駄のない超小型pc 自作 キットを選ぶと、後悔せずに長く使えます。
この記事では、「超小型pc 自作 キット」の選び方として、①サイズ・重量、②CPUプラットフォーム、③メモリ・ストレージ拡張、④冷却&静音、⑤インターフェース、⑥電源構成、⑦価格という7つのポイントをやさしくおさらいしました。
手のひらサイズのPCなら、デスク周りがすっきりするうえに、リビングで動画視聴やテレワークにも大活躍。初心者でもベアボーンキットを選べば、自作の楽しさはそのままに組み立てのハードルを下げられます。
ぜひ本記事で気になるモデルをチェックして、自分だけの超小型PCライフをスタートしてみてください。手軽にカスタマイズできる喜びが、あなたのデスク環境をもっと快適にしてくれるはずです。
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