電子書籍リーダーを使えば、何冊もの本や漫画をすっきり持ち歩けます。通勤・通学中のちょっとした時間や、お風呂でゆったり過ごす時間にも、紙の本のように目にやさしいE Inkディスプレイが活躍します。
しかし、Amazon Kindleや楽天 Kobo、ONYX BOOXなど、メーカーもモデルも豊富すぎて「どれを選べばいいの?」と迷いがち。カラー対応モデルや防水機能、バッテリー持続時間、物理ページボタンの有無、PDFや漫画表示の対応まで、チェックポイントはたくさんあります。
この記事では、電子書籍リーダーを選ぶときに大切な7つのポイント(対応ストア・ディスプレイ品質・バッテリー・本体サイズ・防水性能・追加機能・価格)をわかりやすく解説。さらに安いモデルから高機能モデルまで幅広くピックアップし、「自分にぴったりの1台」が見つかるおすすめ商品を厳選紹介します。
Kobo Libra Colour(ホワイト)は、カラーE Ink対応でコミックや雑誌を色付きで楽しみたい人におすすめの電子書籍リーダーです。ComfortLight PROのナチュラルライト機能で目に優しく、長時間の読書でも疲れにくい設計。防水性能IPX8を備えているので、お風呂やキッチンでの利用も安心です。
32GBの大容量ストレージにはテキストベースの本約27,000冊分、コミック約540冊分を保存可能。一度の充電で約3週間使えるバッテリー持ちだから、通勤・旅行など外出先でも充電切れの心配がほとんどありません。ページめくりボタン付きで片手操作も快適です。
一方で、カラー表示機能を備える分、白黒専用モデルより若干ページめくりのレスポンスが落ちることがあります。しかし、色彩豊かな読書体験を重視するなら、それを上回る魅力があります。漫画や雑誌を色付きで読みたいユーザーに特におすすめです。
HUAWEI MatePad Paper 10.3インチは、読書だけでなく手書きメモも手軽に楽しみたい人におすすめの電子書籍リーダーです。A5サイズ相当の大画面E Inkディスプレイと専用ペンを組み合わせ、紙のノート感覚で書き心地を実現しています。
一番の魅力は、約360gの軽量ボディと32段階調光対応フロントライト。長時間持ち歩いても疲れにくく、屋内外ともに目に優しい表示が続きます。さらにHarmonyOS搭載でKindleやKoboなどのAndroidアプリもインストールでき、マルチストア対応なのも便利です。
防水機能がない点や、ペンで多用するとバッテリーの減りがやや速い点は留意が必要ですが、大画面でPDF資料に書き込みたい学生や、読書とメモを両立したいビジネスパーソンに特におすすめです。
Kindle(2024年モデル)16GBストレージ マッチャカラー 広告なし 純正ファブリックカバー&保護フィルムセットは、電子書籍リーダーを初めて使う人にも扱いやすい一台です。純正カバーとフィルムがセットになっているので、届いてすぐに画面や本体をきちんと保護できます。
6インチの300ppi高解像度ディスプレイは、文字がはっきり見えて目が疲れにくいのが魅力。バッテリーは1回の充電で最大6週間※使え、通勤・通学や出張など長時間の外出先でも安心です。重量はわずか158gと軽く、バッグに入れてもかさばりません。
16GBのストレージには一般的な書籍なら数千冊を保存でき、Wi-Fi環境でいつでもクラウドから再ダウンロード可能。Kindleストア専用ですが、Amazonエコシステムを活用したい人や、日常的に電子書籍をたっぷり楽しみたい人におすすめです。
2024年に登場したMEEBOOK M6Cは、6インチのカラーE Ink(Kaleido 3)スクリーンを搭載した電子書籍リーダーです。文庫本に近いサイズ感で持ち運びしやすく、通勤・通学中やカフェタイムにカラー表示を楽しみたい人におすすめです。
一番の特長はAndroid 11を搭載している点。Google PlayストアからKindleやKinoppy、hontoなどお好みの電子書籍アプリを直接インストールできます。3GBのRAMと32GBの内蔵ストレージに加え、最大1TBまで拡張可能なmicroSDスロットも装備。さらに24段階に調整できるフロントライトで、昼間の屋外から夜間のベッドタイムまで快適に読書できます。
一方で、クアッドコア1.8 GHzのプロセッサはカラー描画時に動作がややゆっくりに感じる場合があります。また防水機能はないため、お風呂での利用は控えたほうが安心です。ただし、1回の充電で約1週間使えるバッテリー持ちや、付属の保護ケースもセットでこの価格はコスパ良好。カラー電子ペーパーで新しい読書体験を試したい人におすすめの一台です。
Kobo Clara Colourは、6インチのE Ink Kaleido 3ディスプレイを搭載し、カラー表示も楽しめる電子書籍リーダーです。通勤中やお風呂タイムにカラー漫画や雑誌を快適に読みたい人におすすめの一台。
タッチ操作でページめくりがスムーズなうえ、ComfortLight PROのナチュラルライト機能で目に優しいのが魅力。16GBの内蔵ストレージにはテキスト中心なら約12,400冊、コミックなら約248冊分を保存でき、大量の本を持ち歩きたい人にもぴったりです。
防水性能はIPX8に対応しているため、お風呂やキッチンでも安心して使えます。約174gの軽量ボディでバッグに収まりやすく、フル充電で約3週間使えるバッテリー持ちも嬉しいポイント。ただし6インチ画面なので、細かいPDF資料を大きく見たい人にはやや物足りないかもしれません。コンパクトなカラーモデルを探している人におすすめです。
Kindle Paperwhite (16GB) は、通勤・通学やお風呂でゆったり読書したい人におすすめの電子書籍リーダーです。300ppiのE Inkディスプレイは紙のような見やすさで、長時間読んでも目が疲れにくいのが特長。夜間や暗い場所でも色調調節ライトで快適にページをめくれます。
バッテリーは1度のフル充電で最大12週間持続するので、充電を気にせずに数日間の外出や旅行でも安心。IPX8の防水性能を備え、お風呂やキッチンでも使えるため、どこでも本に没頭したい人にぴったりです。16GBのストレージには数千冊を保存でき、いつでも手軽に蔵書を持ち歩けます。
PDFやマンガの大画面表示が必要な人は他モデルも検討したいところですが、シンプルで読み心地を最優先にしたいなら、このPaperwhiteは特におすすめ。軽量でバッテリー長持ち、防水機能も備えた定番モデルとして幅広いユーザーに支持されています。
【セット買い】Kindle (2024年発売) 16GBストレージ ブラック 広告なし 電子書籍リーダー+純正ファブリックカバー(ピンク)+保護フィルムセットは、通勤・通学でたくさん本を持ち歩きたい人におすすめのモデルです。広告が表示されないクリアな画面で読書に集中でき、16GBの大容量で数千冊を保存できます。
ディスプレイは6インチのE Inkスクリーンで300ppiの高解像度を実現。内蔵ライトで明るさや色味を調整できるため、夜間や暗所でも目に優しく読書を楽しめます。バッテリーは1回の充電で最大6週間持続し、USB-C充電なら約2時間で満充電に。長時間の外出や出張にもうれしい仕様です。
防水機能は非搭載なので、お風呂やキッチンでの利用には向きませんが、158gの軽量ボディと保護フィルム付きで持ち歩きやすさは抜群。荷物をコンパクトにまとめたいビジネスパーソンや、通学中に手軽に読書を楽しみたい学生におすすめです。
Kindle Scribe Notebook Designは、読書しながらメモを取りたい学生やビジネスパーソンにおすすめの電子書籍リーダーです。10.2インチの大画面ディスプレイと32GBの大容量ストレージを備え、書籍をたっぷり保存しつつ、プレミアムペンで直接手書きのノート機能も楽しめます。
一番のポイントはActive Canvas機能。対応するKindle本には文中にそのまま手書きメモを追加でき、白紙ノートやリスト、カレンダーなどのテンプレートも選べます。解像度300ppiのE Inkディスプレイは光の反射を抑え、太陽の下や明るい室内でも読みやすいのが魅力です。
バッテリーは読書で最大12週間、手書き機能使用で約3週間持続します。Wi-Fi設定はスマホから簡単に完了し、セットアップもスムーズ。ただし本体重量433gとやや重め、防水非対応のため、お風呂や水回りでの使用には向きません。
価格は約6万円と高価ですが、読むだけでなく書き込みも活用したい人、参考書やPDFに注釈を入れて学習を深めたい人には特におすすめできる一台です。
Meebook M6 は6インチの高解像度E Inkスクリーン(300ppi)を搭載し、目に優しく長時間読書を楽しめる電子書籍リーダーです。Android 11をベースにしているので、Kindleや楽天Kobo、honto、Bookwalkerなどさまざまなアプリをインストールして1台でまとめ読みしたい人におすすめ。内蔵の24段階調光ライトで明るさの調整も自在にでき、リラックスした読書タイムをサポートします。
最大の魅力は「マルチストア対応」と「高い携帯性」。3GB RAM+32GBストレージに加え、最大256GBのmicroSDカードも使えるから、コミックやPDF資料など大容量ファイルもすっきり保存可能です。フロントライトを切っておけばフル充電で約10日間使える省エネ設計は、通勤中や出張先でも頼りになります。
少し気になるのは、防水機能がない点と、ページめくりが他社専用機ほど高速ではないこと。とはいえ、設定を最適化すれば快適に読めます。多彩な電子書籍ストアを1台にまとめたい、PDFや縦読みコミックも扱いたい、という人にぴったりの一台です。
Kindle Paperwhite シグニチャーエディションは、読書に集中したい人におすすめのモデルです。前モデルと比べてページめくりが最大25%速くなった7インチディスプレイと、明るさ自動調整・色調調節ライトで、どんな場所でも目に優しく読書を楽しめます。
一度のフル充電で最大12週間使える長持ちバッテリーに加え、32GBの大容量ストレージでマンガや雑誌もたっぷり保存可能。IPX8等級の防水機能と広告なしのシンプル設計で、通勤や旅行、お風呂での読書を快適にサポートします。
Bigme B751CカラーE Inkタブレットは、漫画や雑誌のカラー表示と手書き機能を両立させたいユーザーにおすすめの一台。7インチの見やすい画面と150PPIのカラーE Inkパネルで、紙のような質感のまま色鮮やかな表紙や挿絵を楽しめます。
Android 11を搭載し、Google PlayストアからKindleやKobo、PDFリーダーなど好きなアプリを追加可能。内蔵64GBに加えmicroSDでさらに保存容量を増やせるので、漫画やビジネス書、資料をたっぷり持ち歩きたい人にもぴったりです。付属の静電容量式ペンでPDFやEPUBに直接手書きメモを残せるので、アイデア整理や会議記録にも活用できます。
自動ゴースト除去アルゴリズムでページめくりもスムーズ。バッテリーはE Inkの特性で数週間使える一方、Wi-Fiやライトを使うと消費が増える点は注意が必要です。OSの独自仕様ややや重めの本体(約948g)に抵抗がない、カスタマイズを楽しめる上級者にもおすすめです。
【セット買い】Kindle Paperwhite 16GBは、通勤・通学時やお風呂でじっくり読書したい人におすすめの電子書籍リーダーセットです。純正ファブリックカバーと保護フィルム付きなので、届いてすぐに大切な画面を守りながら使い始められます。
見やすい7インチ300ppiのE Inkディスプレイは、紙のような自然な文字表示で目が疲れにくいのが魅力。16GBのストレージには数千冊を保存でき、一度のフル充電で最大12週間使える長持ちバッテリーを搭載。IPX8の防水性能も備えており、お風呂やキッチンでも安心して読書を楽しめます。
カラー表示やペン書き込み機能は非対応ですが、軽量211gで持ち運びやすく、Amazon Kindleストアとの連携は抜群。電子書籍中心の読書環境をシンプルに整えたい人におすすめです。
BOOX Noteは10.3インチの大画面E Inkディスプレイを搭載したAndroid電子書籍リーダー。KindleやPDF、自炊したデータを1台でまとめて読みたい人におすすめです。iPadなどのタブレットに比べて目への負担が少なく、長時間の読書でも疲れにくいのが魅力。
本体は約300gと軽く、Type-Cポートで充電もスムーズ。Android 6.0をベースに動作するため、Amazon公式Kindleアプリはもちろん、自炊派に人気のPerfect ReaderやPerfect Viewer、ギトデンリーダーなど好みのPDF/EPUBリーダーを自由にインストール可能です。ページめくりのレスポンスはワンテンポありますが、大判のPDFで学術書を読む人や資料に手書きメモを加えたいビジネスユーザーにもぴったり。
欠点はOSがやや古く、5GHz帯Wi-Fiや防水機能に対応していない点。夜間用のフロントライトも搭載されていないため、暗い場所での読書には別途ライトが必要です。しかし、日本向けサポートが手厚く、自炊コンテンツを大量に管理したい中・上級者にとっては十分に使える1台と言えるでしょう。
Kindle (2024年発売)は、通勤・通学中や外出先で手軽に読書を楽しみたい人におすすめの電子書籍リーダーです。6インチの高コントラストディスプレイは300ppiの解像度で文字がくっきり。広告なしモデルなので、読みたいページをすぐに開けます。
本体はわずか158gと軽量コンパクト。16GBのストレージには数千冊を保存でき、最大6週間使えるバッテリーで充電の手間を省けます。SNSや通知に邪魔されず、本に集中したい方にぴったりの一台です。
Kobo Libra Colour(ホワイト)ノートブックスリープカバー(ダスクブルー)セットは、カラーE Ink対応の電子書籍リーダーを探している人におすすめの一台。漫画や雑誌のカラーページも柔らかな色調で楽しめるため、紙媒体に近い感覚で読書を続けたい方にぴったりです。
一番の魅力は7インチのE Ink Kaleido 3ディスプレイとComfortLight PROの組み合わせ。フロントライトで色温度を調整でき、暗い場所でも目に優しく読めるので、長時間読書が苦になりません。32GBの大容量ストレージにはテキスト約27,000冊分、コミック約540冊分を保存可能。さらにIPX8防水対応でお風呂やキッチンでも安心して使えます。ノートブックスリープカバーにはスタイラスホルダー付きで、別売りのKoboスタイラス2を装着すれば10色のペンと4色マーカーで電子書籍に直接メモを書き込むことも可能です。
価格は約¥40,800とやや高めですが、カラーモデルならではの読書体験やメモ機能、防水性能を重視する人には十分に見合う価値があります。多彩な使い方で電子書籍ライフをワンランクアップさせたい人におすすめです。
電子書籍リーダーを選ぶときは、まず対応ストアをチェックしましょう。AmazonのKindle専用モデルならKindleストアで簡単に本を買えますし、楽天のKobo専用モデルは楽天ポイントを貯めながら楽しめます。複数の書店やPDF、コミックなど幅広く読みたい方は、Android OS搭載のBOOXシリーズなどマルチ対応モデルがおすすめです。
文字がにじまずはっきり見える解像度(dpi)や、フロントライト、色温度調整はとても大切です。小説中心ならモノクロE InkでもOKですが、漫画や雑誌、カラー漫画を楽しみたい方はカラーE Ink対応モデルを選ぶと満足度がアップします。
電子書籍リーダーの魅力は長持ちバッテリーです。一度充電すると数週間使える機種もあります。通勤・通学や旅行で充電切れを心配したくない人は、カタログの「バッテリー駆動時間」や「週間使用可能日数」をチェックしましょう。
電子書籍リーダーは持ち運びしやすい軽量モデルから、大画面の大きめサイズまでさまざま。ポケットや小さめのカバンに入れたいなら150g前後の薄型モデルが◎。漫画やPDFを大きく読みたいなら7~8インチ以上のモデルを選ぶと快適です。
お風呂やキッチンでも安心して読書したい方は、防水性能(IPX7/IPX8など)をチェックしましょう。防水モデルならバスタイムや雨の日のアウトドアでも気軽に使えます。
物理ページめくりボタンやメモ・書き込み機能(ペン対応)、スピーカー内蔵など、あると便利な追加機能を確認しましょう。ビジネス書のポイントに書き込みたい人はペン対応モデル、音声読み上げを試したいならスピーカー搭載モデルがおすすめです。
電子書籍リーダーは安いモデルからハイエンドモデルまで価格帯が広いです。とりあえず試してみたい方は安いエントリーモデル、長く快適に使いたいなら機能充実の中~高価格帯を選ぶとコストパフォーマンスが良くなります。
以上のポイントを押さえれば、あなたにぴったりの電子書籍リーダーがきっと見つかります。自分の読書スタイルや利用シーンをイメージしながら、安心して選んでみてくださいね。
この記事では、電子書籍リーダー選びの大切なポイントを7つにまとめ、人気のKindle、Kobo、BOOXなどを比較しました。
ディスプレイの見やすさやカラー対応、防水性能、持ち運びやすい軽さ、バッテリーの長持ち、さらにペン書き込みや物理ボタンといった便利機能まで、自分が重視したいポイントに合わせて選べば、きっと後悔のない1台が見つかります。
まずは気になるモデルのスペックを比べてみてください。新しい電子書籍リーダーで、もっと自由に、もっと快適に読書ライフを楽しみましょう!
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