音楽の細かなニュアンスまで感じ取りたいとき、「ハイレゾ対応スピーカーは必要か?」と迷う人は多いでしょう。CDを超える高解像度の音源を再生するためには、対応スピーカーの音質スペックや再生帯域が重要です。ただ、ブックシェルフ型やサウンドバー、PC用やポータブル型など形状もさまざまですし、アクティブ(アンプ内蔵)かパッシブ(外部アンプ要)かで接続方法も選び方が変わります。
この記事では、まず「ハイレゾ対応スピーカーは必要か」を考えるポイントとして、周波数特性や対応フォーマット、ドライバ構成と出力、接続端子やワイヤレスコーデック、設置場所や用途、価格帯をやさしく解説。そのうえで、用途別・価格別におすすめモデルをご紹介します。自分にぴったりのハイレゾ対応スピーカーを見つけるヒントをお届けするので、ぜひ読み進めてみてください。
ソニーのSS-CS5は、外部アンプでじっくり音作りしたいオーディオファンにおすすめのパッシブ型ブックシェルフスピーカーです。ハイレゾ音源のポテンシャルを引き出す広指向性スーパーツイーターやMRC素材ウーファーを搭載し、深みのある低音から繊細な高音までバランスよく再現します。
ドライバは3ウェイ構成で、中高域のクリアさと音の定位感を両立。25mmソフトドームツイーターがボーカルの艶を際立たせ、130mm MRCウーファーがタイトで力強い低音を描き出します。スピーカーバッフルやキャビネットの制振・吸音設計にもこだわり、ノイズを抑えた広大なサウンドステージを実現しました。
サイズは幅22×奥行17.8×高さ33.5cm、重量は片側約4.5kgと設置しやすいコンパクトボディ。AVアンプやプリメインアンプと組み合わせれば、本格的なハイレゾ再生環境が手に入ります。価格は2万円台前半と手頃で、初めてのパッシブスピーカー入門機としてもコストパフォーマンスに優れています。
外付けアンプで好みの音作りを楽しみたい人、クラシックやボーカルの微細なニュアンスを味わいたい人、高解像度な音像を手軽に体感したい人におすすめの一台です。
デノンのSC-T17は、存在感あるトールボーイ型ながらスリム設計で、狭いリビングや書斎にもすっきり収まるハイレゾ対応スピーカー。ピアノブラックの高級感ある仕上げが部屋のインテリアにもマッチし、初めてのパッシブスピーカーとしてもおすすめです。
一番の魅力は、24bit/192kHzまでのハイレゾ再生対応によるクリアな音場再現。ソフトドームツィーターとD.D.L.コーン・ウーハーユニットの組み合わせで、高域から重低音までバランス良く鳴らします。底面と背面に配置されたP.P.D.D.方式のバスレフポートが、厚みのある低音をしっかり支えます。
サイズのわりに低音が控えめに感じる場合もありますが、外部アンプを自分好みに調整すれば音質はさらにアップ。コンパクトなトールボーイを探しているオーディオ初心者や、コストパフォーマンス重視の人に特におすすめです。
Edifier MR3 ブックシェルフスピーカーは、自宅でハイレゾ音源を余すところなく楽しみたいオーディオ好きの30~40代男性におすすめの製品です。52Hz~40kHzという広い再生帯域と24bit/96kHz対応の高解像度再生で、低域から高域まで音のディテールをしっかり再現。小~中規模のリスニング環境にマッチする18W×2の出力で、デスク周りやリビングのBGM再生にも最適です。
専用アプリ「Edifier ConneX」でルーム補正をかければ、部屋の音響特性に合わせて細かなチューニングが可能。Bluetooth 5.4によるマルチポイント接続にも対応し、スマホとPCを同時に切り替えながら使えます。TRSバランス、RCA、AUXといった多彩な入力端子を備え、オーディオインターフェイスやミキサーともノイズを抑えてつなげるのも魅力です。
本体にリモコンは付属しませんが、前面のボリュームノブで音量調整は直感的。少しサイズがあるので設置場所を確保しておく必要はありますが、その分しっかりした音像を得られるでしょう。コストパフォーマンスに優れたハイレゾ対応スピーカーを求める人に、Edifier MR3は自信を持っておすすめできます。
ケンウッド「LS-NA9」は、ハイレゾ音源を手軽に楽しみたい自宅PCオーディオユーザーにおすすめのパッシブスピーカーです。8cmグラスファイバーウーハーとリボンツィーターを搭載し、繊細で明瞭な最大40kHzまでの高域再生を実現。密閉型とバスレフ型の長所を併せ持つダンプドバスレフ構造により、デスクトップでも十分な低音の厚みを感じられます。
バナナプラグ対応の金メッキターミナルを備え、外付けアンプとの接続がスムーズ。幅100×奥行163×高106mm、重量約1.5kgのコンパクトサイズで、本棚やPCデスクにも無理なく設置可能です。場所を取らずに高解像度サウンドを追求したい方、自作アンプで音質をカスタマイズしたい方に特におすすめします。
Anker Soundcore Motion+は、ハイレゾ音源の良さを手軽に味わいたい音楽好きにおすすめのポータブルBluetoothスピーカーです。AUXケーブル接続時には50Hz~40kHzの広帯域再生に対応し、Bluetooth接続でもQualcomm aptXによる高音質を実現。ワイヤレスでも遜色ないクリアなサウンドを楽しめます。
本機は2基のネオジウムウーファーと2基の超高周波ツイーター、さらに2つのパッシブラジエーターを搭載。最大30Wの力強い出力とSoundcore独自のBassUpテクノロジーで、低音の迫力と音の広がりを十分に感じられます。部屋の中はもちろん、アウトドアやパーティーシーンにも最適です。
6700mAhバッテリー内蔵で最大12時間連続再生が可能。IPX7の防水規格をクリアしているため、お風呂やキッチン、プールサイドでも安心して使えます。長時間の音楽再生や水回りでの利用を重視する人におすすめです。
デノン SC-M41は、2.5cmソフトドームツイーターと12cmペーパーコーンウーファーを搭載したパッシブ型ブックシェルフスピーカーです。高剛性キャビネットによって不要な共振を抑え、クリアで自然な音を楽しめます。専用のスピーカーケーブルや吸音スポンジが付属し、シンプルながら本格的なオーディオ環境を手軽に構築できます。
音の魅力は中高域の透明感と心地よい低域の厚み。ソフトドームツイーターが細やかな高音を表現し、12cmウーファーが豊かな中低域を支えます。リアパネルのバスレフダクトにはスポンジを詰め替えでき、部屋の響きに合わせて低域の量感を調整可能。細部まで再現力を求めるハイレゾ音源との相性も良く、音場の奥行きを実感できます。
デノン SC-M41は、外部アンプを使って本格的にハイレゾ再生を楽しみたいオーディオファンにおすすめ。書斎やリビングの一角に置いても圧迫感が少ないコンパクトサイズなので、PCオーディオやミニコンポとの組み合わせにもぴったりです。コストパフォーマンスを重視しつつ高音質を追求したい方に特におすすめの一台です。
ポークオーディオのMonitor XTシリーズ「MXT20」は、ハイレゾ対応のパッシブ型ブックシェルフスピーカーとしてコストパフォーマンスに優れた一台。24bit/96kHz以上の高解像度音源をしっかり再生できるので、本格的にハイレゾを楽しみたいオーディオ好きにおすすめです。
16.5cmの大口径ウーファーと2.5cmテリレン・ドーム・ツイーターを搭載し、低音から中高音までバランスよく鳴らします。リア・バスレフ型設計により、広いリビングでも迫力のあるサウンドを実現。明瞭感のある中高域はボーカルや弦楽器の細かなニュアンスも逃しません。
外部アンプを用意して自分好みにチューニングできる点もMXT20の魅力。置き場所を選ばないコンパクトなサイズで、書斎やワンルームにもフィット。お手持ちのAVアンプと組み合わせて、手軽に本格的なハイレゾ再生を始めたい人におすすめのモデルです。
AIRPULSE A80は、アンプ内蔵のアクティブ型ハイレゾ対応スピーカー。PCの音質をワンランク上げたいオーディオ好きや、自宅で手軽に高音質を楽しみたい人におすすめのモデルです。
本機は11.5cmウーハーとリボンツイーターの組み合わせで、中高音のクリアさが特に際立ちます。剛性に優れたエンクロージュア設計により歪みを抑え、音の分離感や定位感をしっかり再現。Bluetooth 5.0はもちろん、USB/光デジタル/RCA入力にも対応し、デスクトップ環境でもリビングでも用途を選びません。
サイズはW140×D240×H255mm、1本あたり4.8kgとしっかりした筐体。低域はサブウーファー併用でより迫力を出せますが、標準でもハイレゾ音源の情報量を余すところなく鳴らします。PC周辺機器をアップグレードしたい人や、テレビの音をクリアにしたい人におすすめです。
EDIFIERのQD35は、サイバーパンク調のデザインとハイレゾ対応機能を両立したアクティブスピーカーです。USB-AやAUX端子で24bit/96kHzのハイレゾ入力をサポートし、Bluetooth5.3(LDAC)でワイヤレス高音質再生も可能。アルミ合金ミッドバスドライバーとシルクダイアフラムツイーターの組み合わせで、60Hzまで伸びる深い低音とクリアな高音を実現します。
特にPCデスク周りやゲーミングルームで映えるLEDライトは、専用アプリ「Edifier Connect」でプリセットの変更・カスタムが簡単。スマホも同時に急速充電できるTurboGaN対応USBポート付きなので、デバイス周りをすっきりまとめたいITワーカーや音楽好きの方におすすめです。モノラル構成ですが、40Wのパワフルサウンドで50㎡程度の空間も十分にカバーできます。
Edifier MR3は「VGP2025受賞」の新モデルスタジオモニタースピーカー。内蔵アンプ搭載のアクティブタイプで、24bit/96kHzまでのハイレゾ音源をクリアに再生します。PCデスクまわりをシンプルにまとめつつ、音のディテールまでしっかり聴き取りたいオーディオ好きにおすすめです。
専門的な調音を施した3.5インチ中低音ドライバーと1インチシルクドームツイーターにより、52Hzから40kHzまでフラットな周波数特性を実現。ルーム補正機能を備えた専用アプリ「Edifier ConneX」で、部屋の環境に合わせた音質調整もかんたんです。
前面の音量ノブとイヤホンジャックですぐに聴ける操作性の高さも魅力。TRSバランス、RCA、AUX入力に加え最新のBluetooth 5.4マルチポイント接続対応で、PCやスマホ、オーディオインターフェースにも柔軟につなげます。
価格は約1.2万円とコストパフォーマンスにも優秀。ハイレゾ対応スピーカーを手軽に導入したい人や、自宅スタジオ用モニターを探している人に特におすすめです。
Edifier M60は、手軽にハイレゾ音源の繊細な音を楽しみたい人におすすめのアクティブスピーカーです。コンパクトなMDF製キャビネットにパワフルな66W出力を内蔵し、PCデスクやリビングで迫力あるサウンドを実現します。
Bluetooth 5.3(LDAC対応)を使えばワイヤレスでも高解像度の24bit/96kHz再生が可能です。USB-CとAUX入力も備え、PCやスマホ、テレビなど幅広い機器とつなげられます。上部タッチパネルと専用アプリで細かな音質調整ができるのもポイント。付属のアルミスタンドで最適な角度に設置すれば、さらにクリアな音場が得られます。
低域がやや前に出るチューニングのため、クラシックやボーカル曲では中高域が引っ込みやすい点はありますが、アプリで補正できるので心配いりません。コストパフォーマンスと扱いやすさを両立したモデルを探している人に強くおすすめです。
Edifier QR65はBluetooth5.3のLDACに対応し、最大24bit/96kHzのハイレゾ音源をワイヤレスで楽しめるアクティブスピーカーです。70Wの定格出力で低音から高音までクリアに再生し、PCデスクやリビングで迫力あるサウンドを求める方におすすめ。さらにTurboGaN充電技術を搭載し、USBポート経由でスマホやタブレットの高速充電も可能なので、デスク周りをすっきりまとめたい人にもぴったりです。
特許取得のTempoAbyss技術で実現するRGBライトは、音楽のリズムに合わせて色を変化させ、見た目にも楽しい演出をプラス。有線(AUX/USB-A)にも対応し、ゲームや動画視聴、音楽鑑賞など多彩な用途にフィットします。スタンドのデザインが好みを分ける点はありますが、ハイレゾ対応スピーカーの中でもコストパフォーマンスと機能性を両立した一台として幅広いユーザーにおすすめです。
Edifier S880DBは、自宅でハイレゾ音源を手軽に楽しみたいPCユーザーやオーディオ入門者におすすめのアクティブブックシェルフスピーカーです。Bluetoothはもちろん、USB/光デジタル/同軸/RCAまで多彩な入力を備え、リモコン操作でソース切り替えも簡単に行えます。
このモデルの魅力は、ハイレゾオーディオ認定を受けた内蔵アンプによるクリアな高解像度再生と、左右合計88Wのパワフルな出力。0.75インチのチタンツイーターと3.75インチのアルミダイアフラムミッドバスドライバーが、高音域から低音域までバランス良く鳴らしてくれます。木目仕上げのボディはインテリアになじみやすく、PCまわりはもちろんリビングでも違和感なく置けます。
リモコンのボタン配置には慣れが必要で、USB接続時はPC側で音量調整をすると使いやすさが向上しますが、一度設定すれば約3万円の価格帯を超える音質を実感できます。スペースを節約しつつ本格的なサウンド体験を求める方、自宅でハイレゾ音源をしっかり楽しみたい方におすすめです。
ソニーのHT-XT2は、テレビの音をグレードアップしつつ、ハイレゾ音源を手軽に楽しみたい人におすすめの2.1chアクティブサウンドバーです。ガラス天板のスタイリッシュなデザインで、テレビ下の台座としても使えるのが魅力。スペースを取りたくないワンルームやリビングにもピッタリ収まります。
一番のポイントは、内蔵サブウーファーによる豊かな低音再生。付属HDMIケーブル1本でARC対応テレビとつなぐだけで、リモコン連動が可能なので操作も簡単です。映画やゲームの重厚なサウンドを、部屋の隅々まで届けます。
ワイヤレスマルチルームやサラウンド機能に対応し、LDACコーデック経由なら24bit/96kHzまでのハイレゾ音源をワイヤレスで楽しめます。BluetoothやNFCでスマホから直接ハイレゾ再生できるので、ストリーミングサービスも高音質で聴きたい人に最適です。
本格的な5.1chホームシアターほどの立体感はないものの、手軽さとハイレゾ対応を両立したコスパ重視のモデル。省スペースで高音質リスニングを始めたい人におすすめです。
Denon HEOS 1 ポータブルネットワークスピーカーは、自宅や屋外で手軽にハイレゾ音源を楽しみたい人におすすめの一台です。Wi-FiやBluetoothでスマホやタブレットと簡単につながり、SpotifyやAmazon Prime Musicなどのストリーミングもクリアな音で再生できます。
このスピーカーの魅力は、コンパクトながら実効出力20Wとハイレゾ対応による高音質サウンド。防滴仕様を備えており、キッチンやバスルーム、アウトドアでも安心して使えます。専用アプリを使えば、NASやUSBメモリー内の音楽ファイルもワイヤレスで再生が可能です。
オプションのバッテリーパック「Go Pack」を装着すると最長6時間のワイヤレス再生ができるので、家の中だけでなく公園やバーベキューなど外出先でも活躍。設定時にWi-Fiルーターの規格確認が必要という声もあるため、購入前に対応環境をチェックしておくと安心です。
DALIのOBERON1は、ハイレゾ音源の細かいニュアンスまで楽しみたいオーディオ好きにおすすめのパッシブブックシェルフスピーカー。外部アンプと組み合わせる設計なので、お手持ちの機器で自由に音づくりができます。
しっとりとした中高音はボーカルやピアノをクリアに再生。130㎜ウーハーがコンパクトながらしっかり低音を支え、小さな部屋でも豊かなサウンドを体感できるのが魅力です。
サイズは幅27.4×奥行23.4×高さ16.2cmと省スペース設計でデスクや小型リビングにもフィット。自分好みのアンプで本格的なハイレゾ再生を楽しみたい人におすすめです。
ヤマハのフロア型スピーカー NS-F350は、ハイレゾ音源の細かな情報を余すところなく再生できる3ウェイ・4ユニット構成が特長の本格派パッシブスピーカーです。大きめのキャビネットから繰り出されるスケール感あふれるサウンドは、自宅で本格的なホームシアターや音楽鑑賞を楽しみたいオーディオファンにおすすめ。
新開発の3cmブラックアノダイズド・アルミツィーターがクリアな高域を、13cm PMDコーンミッドレンジが透明感ある中域を、そして16cm PMDコーンウーファー×2が厚みのある低域をしっかりと再現。ウェーブガイドホーンやWバッフル構造で音の反射と振動を抑え、音場の広がりと定位感を高めています。
パッシブ設計なので、お好みのプリメインアンプやAVレシーバーと組み合わせることで音質を自在に調整可能。定格200Wの入力に耐える堅牢なエンクロージャーは、しっかりした低音を部屋いっぱいに轟かせます。
ウォルナット仕上げのキャビネットは高級感があり、リビングや専用ルームのインテリアにもマッチ。約26kgの重量があるため設置には手間がかかりますが、その分低域再生の安定性が期待できます。
ホームシアターでダイナミックな映像音声を楽しみたい人や、ハイレゾ音源の解像度を存分に味わいたいオーディオ好きの方に特におすすめの一台です。
ONKYO WAVIOのアンプ内蔵スピーカー「GX-D90(B)」は、自宅のPCデスクや小さなリスニングルームでも本格的なハイレゾ再生を楽しみたい人におすすめ。VLSC技術を搭載し、デジタル入力は24bit/96kHz対応の光/同軸×2を備えるので、パソコンやCDプレーヤーなど多彩な機器とつないで高解像度音源をそのまま出力できます。
一番の特徴は、オンキヨー独自のVLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)回路によるノイズ低減。ピュアなアナログ信号を生成することで、音場の広がりや微細なニュアンスをクリアに再現します。さらにハイクオリティ15W+15Wアンプを内蔵しているため、別途アンプを用意せずに手軽に高音質が得られるのもポイントです。
高域再生は新開発バランスドーム型ツィーターで最大90kHzまでカバー。低域はOMFダイヤフラム採用の9cmウーファーが力強く再生します。MDF木製キャビネットの響きの良さと相まって、ロックやジャズ、クラシックまで幅広いジャンルをバランスよく楽しめます。
注意点として、ヘッドホン出力端子は搭載されていますが、スピーカー出力に比べてややこもり感を感じる場合があります。また発売から年月が経っているため、中古で状態をよく確認してから購入するのがおすすめです。
ハイレゾ音源の解像度を余さず感じたいオーディオファンや、PC周りをすっきりまとめつつ高音質を追求したい人にぜひおすすめしたい一台です。
ソニーの「SRS-HG10」は、手のひらサイズでもハイレゾ音源を存分に楽しめるポータブルワイヤレススピーカーです。Bluetoothはもちろん、LDAC対応でCDや圧縮音源もハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングできる「DSEE HX」機能を搭載しています。
本体には35mmフルレンジスピーカーを2基とデュアル・パッシブラジエーターを2つ配置。コンパクトながら低域の厚みもしっかり感じられ、音場の広がりも十分です。NFCでワンタッチ接続できるうえ、Wi-Fi経由でGoogle Play MusicやSpotify Connectにも対応。内蔵バッテリーは5時間の充電で最長12時間再生が可能です。
外出先や自宅のデスクまわりで本格的なハイレゾ再生を手軽に始めたい人におすすめ。シンプルな操作性とソニーならではのクリアな音質で、普段聴きの音楽をワンランク上の音で楽しめます。
AIRPULSEのA80 PINEWOODは、自宅で本格的にハイレゾ音源を楽しみたいオーディオ好きにおすすめのペア・アクティブスピーカーです。Texas Instrument製Class-Dアンプと高入力サンプルレート対応DACを内蔵し、最大192kHzの信号をサンプルレート変更なしで処理。低歪みでクリアなサウンドを手軽に実現します。
ホーンロードリボンツイーターが高域の細かいニュアンスまで再現し、11.5cmアルミコーンウーハーがタイトで豊かな低音を届けます。USB/光デジタル/Bluetooth aptX接続に対応し、PCやAV機器はもちろんスマートフォンともワイヤレスでつながるのが魅力。リモコンや各種ケーブルが同梱され、届いてすぐセッティングできるのもポイントです。
ボディは1本あたり重量4.8kg、幅約140×奥行240×高さ255mmとやや大きめですが、設置スペースに余裕がある中~大規模なリスニング環境で本格サウンドを楽しみたい人に特におすすめです。
KEF Q350は、2-way同軸Uni-Qドライバーを搭載したブックシェルフスピーカーです。6.5インチウーファーと同軸ツイーターの組み合わせで、中高音のクリアさと低音の厚みをバランスよく再生。背面バスレフポートの配置見直しや内部共振の低減により、音の明瞭度が向上しています。
自宅でハイレゾ音源をじっくり楽しみたいオーディオ初心者から中級者におすすめ。63Hz~28kHzの広帯域再生で細かな音まで逃さず鳴らし、小~中規模のリスニングルームにもマッチします。光沢を抑えたマットブラック仕上げならインテリアにも自然になじみます。
キャビネットのビニール貼りは高級感控えめですが、音質重視なら見逃せない一台。価格は約¥76,800と手頃で、コストパフォーマンス良好です。
デノン Denon SC-T37Mは、ハイレゾ音源のディテールをしっかり再現するパッシブ型トールボーイスピーカーです。外部アンプを組み合わせ、自宅でワイドレンジかつ迫力あるサウンドを楽しみたいオーディオ入門者や中級者におすすめ。天然木突き板の落ち着いた木目仕上げは、リビングや書斎にも馴染みやすいデザインです。
最大200W入力に耐えるDDLコーンウーハーとハイレゾ対応ツィーターの組み合わせで、60kHzまでの超高域をクリアに再生。P.P.D.D.方式による重低音も力強く、クラシックからポップス、映画鑑賞まで幅広くカバーできます。一方でインピーダンス6Ωなので、100Wクラス以上のアンプとの組み合わせがおすすめ。スリムな筐体ながら筈(はず)みのある音を手軽に導入したいユーザーにぴったりです。
ヤマハのブックシェルフスピーカー「NS-BP182(BP)」は、自宅でハイレゾ音源を楽しみたい音質重視のユーザーにおすすめです。コンパクトなピアノブラック仕上げで、8畳程度のリスニングルームや書斎にちょうどいいサイズ感となっています。
このスピーカーの魅力は、ヤマハらしいクリアでバランスの良い音作り。16cmウーファーと3cmソフトドームツイーターの組み合わせが、高音から低音まで解像度高く再生。外部アンプと組み合わせれば、24bit/96kHz以上のハイレゾ音源も余裕を持って鳴らせます。
気をつけたいのはパッシブタイプなので、動かすには別途アンプが必要なこと。ただし、市販のプリメインアンプやネットワークレシーバーと組むことで、ハイレゾ再生のポテンシャルをフルに引き出せます。コンパクトで高音質なハイレゾ対応スピーカーを求める方に一押しのモデルです。
Anker Soundcore Motion 300は、ワイヤレスでハイレゾ音源を堪能したいポータブルスピーカーを探している人におすすめです。手軽に持ち運べるコンパクトサイズながら、自宅やアウトドアでもクリアで迫力あるサウンドを実現します。
最大30W出力のフルレンジドライバーを2基搭載し、BassUpテクノロジーで低音を強化。SmartTuneテクノロジーが設置向きを察知して自動でイコライザーを切り替えるため、どんな場所でも最適な音質を楽しめます。IPX7の防水性能と2mからの落下に耐える耐衝撃設計で丈夫さも抜群。さらに最大13時間の連続再生が可能なので、長時間の外出やホームパーティーにも安心です。
ケンウッドのLS-NA7は、幅約10cmの省スペース設計ながらハイレゾ音源に対応するパッシブ型ブックシェルフスピーカーです。コンパクトなデスクトップや小さめのラックに置いて、本格的な高音質を楽しみたいオーディオ好きのPCユーザーやリビングで手軽にハイレゾ再生したい人におすすめです。
ダンプドバスレフ構造を採用し、60Hz~40kHzの広い再生帯域をクリアに再現。80mmコーンウーファーで深みのある低音、19mmドームツィーターで繊細な高音をバランス良く鳴らします。内部にはパーチクルボードやMDF補強材を配置し、不要共振を抑えた自然な響きを実現。金メッキ大型ターミナルはバナナプラグ対応で、ケーブル接続も簡単です。
外部アンプやDACとの組み合わせ次第で音質をカスタマイズできるパッシブ設計は、好みの機器を揃えて独自セッティングを楽しみたい人に最適。2万円以下の価格帯でコスパ良くハイレゾ環境を整えたい中級者にもおすすめです。
パイオニアのスピーカーシステム「S-HM82-LR」は、コンパクトなブックシェルフ型でありながら45Hz~40000Hzのワイドレンジをカバー。自宅のデスクや小さな部屋でも置きやすく、ハイレゾ音源を余すところなく再生できるパッシブスピーカーです。クリアで伸びやかな高音域と、グラスファイバーウーファーによる上品な低音がバランス良く響きます。自宅で高音質の音楽や映画サウンドを楽しみたい人におすすめです。
一番の魅力は、13cmグラスファイバーウーファー+2.5cmドームツイーターの2WAY構成。不要な共振を抑えたエンクロージャーとフィルムコンデンサーを使ったネットワークが、透明感のある音場を実現します。特にピアノやヴォーカルの繊細なニュアンスはもちろん、映画の爆発音やドラムの迫力も忠実に再現。長時間のリスニングでも疲れにくいナチュラルな音質が好評です。
インピーダンス4Ω、感度82dBなので、手持ちのAVアンプやプリメインアンプと組み合わせるだけでハイレゾの魅力を引き出せます。操作はスピーカーケーブルをつなぐだけのシンプル設計。難しい設定をせずに、すぐにクリア&高解像度サウンドを楽しみたい人にこそおすすめのモデルです。
ONKYO WAVIOパワードスピーカーシステムGX-70HD2は、アンプを内蔵したアクティブタイプのデスクトップスピーカーです。新開発の「低歪・ワイドレンジ・高チャンネルセパレーション」アンプと、100kHz再生対応のハイレゾツイーター、OMFダイヤフラム採用の10cmウーファーを搭載。MDF製キャビネットの響きも相まって、細かな音までクリアに再現してくれます。
入力はRCA×2とヘッドホン端子を装備し、複数の機器を切り替えなしでミックス再生が可能。金メッキ端子で伝送ロスを抑え、コンパクトサイズながら本格オーディオ仕様です。価格は約8,800円と手ごろなので、PCでハイレゾ音源を高音質で手軽に楽しみたいオーディオ初心者やコストパフォーマンス重視の方におすすめです。
ソニーのグラスサウンドスピーカー LSPX-S2は、有機ガラス管を使った透明感あるデザインが魅力のハイレゾ対応スピーカーです。部屋に置くだけでインテリアにもなり、落ち着いた空間を演出してくれます。
ハイレゾ音源(最大192kHz/24bit)を再現できるDSEE HX搭載で、CD以上の細かな音までクリアに楽しめます。さらにLDACにも対応しているため、ワイヤレス接続でも高音質をキープします。
本体には最大8時間駆動のバッテリーを内蔵。Bluetoothで手軽につなげるほか、Micro USBで簡単に充電できます。リビングから寝室まで持ち運んで好きな場所で音楽を楽しめるのがうれしいポイントです。
32段階の明るさ調整が可能なLEDライトは、まるでキャンドルのように揺らぎ、リラックスタイムをぐっと引き立てます。デザイン性と機能性を両立させたい方におすすめです。
音質とデザインを同時に追求し、手軽にハイレゾを楽しみたい初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめの一台です。
JVCケンウッドのVictor EX-DM10は、ナチュラルウッドの美しい仕上げと高音質を兼ね備えたハイレゾ対応スピーカーです。6cmフルレンジのウッドコーン振動板を採用し、原音に忠実なクリアな中高域を楽しめます。デスク周りやリビングでコンパクトに上質な音楽を鳴らしたい人におすすめの一台です。
BluetoothはaptX HD/LL対応でワイヤレスでも高品位な伝送が可能。USBメモリーからのFLAC/WAV(最大192kHz/24bit)再生や光デジタル入力、RCA外部入力、さらにFM/AMラジオ受信や録音機能も搭載しており、多彩なソースに対応します。幅34cmの一体型設計なので設置性も良く、おしゃれな木目調デザインがインテリアに自然になじみます。
パッシブスピーカーのため外部アンプが別途必要な点や、サイズからくるステレオ感の控えめさが気になる声もあります。広いリスニングルームで大音量を求める人には物足りないかもしれませんが、コンパクトかつ高解像度で音楽を楽しみたいオーディオ初心者やハイレゾ入門者には特におすすめです。
Denonのブックシェルフスピーカー「SC-M40-CW」は、チェリー色の木目仕上げが部屋になじむ2ウェイ・バスレフ型パッシブスピーカーです。12cmウーファーと2.5cmソフトドームツイーターを組み合わせ、45Hz~40kHzの広い再生周波数帯域で、中~高音域のクリアな響きとほどよい低音の厚みを実現。外部アンプ接続が必要ですが、付属の音質調整スポンジや滑り止めシートで簡単にセッティングできます。
音質面では、人の声やボーカルの生々しさが際立ち、ピアノやストリングスの伸びやかさも楽しめるのが魅力です。コストパフォーマンスに優れたモデルで、ハイレゾ音源を余すところなく再生したいオーディオ初心者から中上級者まで、幅広いユーザーにおすすめの一本です。サブウーファーを追加すれば更に低音を強化でき、ホームシアターにも活用しやすい設計がポイントです。
ハイレゾ対応スピーカーは必要かと迷ったら、まずは音質スペックをチェックしましょう。再生周波数帯域(例:20Hz~40kHz)、S/N比(ノイズの少なさ)、THD(ひずみ率)などの数値が高いほど、クリアで豊かな音を楽しめます。対応ハイレゾフォーマット(24bit/96kHz以上、DSDなど)も忘れずに確認しましょう。
ブックシェルフ型、サウンドバー型、ポータブル型、PC用スピーカーなど形状によって向き不向きがあります。リビングのテレビ横ならサウンドバー、デスクでじっくり聴くならブックシェルフ型、外でも使いたいならポータブル型がおすすめです。設置スペースと使い方をイメージして選ぶと安心です。
アナログ(RCA/ステレオミニ)やデジタル(光デジタル/同軸/USB)、Bluetooth(LDAC/aptX HD対応)など、接続方式も重要です。ワイヤレスで手軽に使いたい場合は、LDACやaptX HDをサポートするBluetooth対応モデルを選べば、高音質のままスマホやPCとつなげます。
アクティブスピーカーはアンプ内蔵で配線がシンプル、すぐに使い始められる手軽さが魅力です。パッシブスピーカーは別途AVアンプやプリメインアンプを用意する必要がありますが、自分好みのアンプにこだわれる楽しさがあります。初めてならアクティブタイプがおすすめです。
ハイレゾ対応スピーカーの価格は数万円から数十万円までさまざま。高価格帯はより精密なドライバーや高性能アンプを搭載しますが、2~5万円のモデルでも十分に満足できるコスパの良い製品があります。予算内で音質と機能のバランスを見極めましょう。
SONY、JBL、DENON、ONKYOなど歴史あるオーディオメーカーは音質チューニングやアフターサービスがしっかりしています。選ぶ前にメーカーのサポート体制や保証期間を確認すると、長く安心して使えます。
これらのポイントを押さえれば、「ハイレゾ対応スピーカーは必要か」と悩んでいる方でも、自分にぴったりのハイレゾ対応スピーカーおすすめモデルが見つかるはずです。
ここまで「ハイレゾ対応スピーカーは必要か」を軸に、選び方の大切なポイントを振り返りました。
• 音質評価スペック(再生帯域や対応フォーマット) • 設置場所や形状(ブックシェルフ/サウンドバー/ポータブルなど) • 接続方式(光デジタル/USB/Bluetooth LDACなど) • アンプ内蔵の有無(アクティブorパッシブ) • 価格帯とコスパ
これらをもとに、自分の使い方や部屋の広さ、予算に合ったモデルを選べば、目指す高音質再生がぐっと身近になります。ぜひ紹介したモデルをチェックして、お気に入りのハイレゾ対応スピーカーを手に入れてみてください。音楽の新しい魅力が広がるはずです!
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