スマホで撮った写真を見返して「もっと背景をぼかしたい」「遠くの風景をキレイに撮りたい」と感じたことはありませんか?最近はカメラ性能が上がっても、どうしても“スマホっぽさ”が残ることがあります。外付けレンズを使えば、手軽にスマホを一眼レフ風に変える――いわゆる「スマホ 一眼レフ化」が可能です。
この記事では、背景ぼけ(ポートレート)や光学ズームでの圧縮効果、マクロ接写など目的別に使えるスマホ外付けレンズを、画質や取り付けのしやすさ、対応機種などの重要ポイントを詳しくやさしく解説します。実際の作例やAmazonレビューのチェック方法、取り付け方式(クリップ式・磁石式・ケース一体など)の注意点もお伝えするので、自分に合った製品が見つかりやすくなります。
多くの上位記事は撮影テクニックや機材一覧を扱っていますが、当記事は「実際に使えるか」「自分のスマホで問題なく使えるか」を重視して選び方を分かりやすく整理します。まずは何を重視すべきか(一眼っぽさ=背景ぼけ、画質、取付互換性、携帯性、価格の順)を一緒に確認していきましょう。
スマホで「一眼レフ化」したい人は、まず自分がどんな写真を撮りたいかを考えます。人物の背景をぼかしたいのか、遠くの景色を大きく写したいのか、食べ物や花の接写をしたいのかで選ぶレンズが変わります。目的がはっきりすれば、自分に合った商品が見つかりやすくなります。
ポートレート(背景ぼけ)→ 望遠/テレレンズやポートレート専用レンズを検討。等価50〜100mm相当を目安にすると“一眼っぽさ”が出やすいです。
望遠(遠景)→ 光学ズームや望遠レンズ。倍率(2x・3xなど)だけでなく画質(シャープネス)もチェックしましょう。
広角・超広角(風景)→ 広い画角を撮りたいときに有利。ただし周辺の歪みやケラレ(周辺暗化)に注意。
マクロ(接写)→ 花や料理のクローズアップ用。ピントがシビアなのでメーカーのワーキングディスタンス(最短撮影距離)を確認して。
ズーム vs 単焦点→ 単焦点は画質重視、ズームは便利さ重視。どちらを優先するかで選びます。
クリップ式:多くのスマホに使える利点がありますが、位置ズレやケラレが出やすいことがあります。ケースをつけたまま使えるか要確認。
マグネット式:付け外しが簡単。ただしスマホ側に金属プレートが必要だったり、ケースで使えない場合があります。
ケース一体型/アダプターリング:安定性が高く精度の良い位置合わせが期待できますが、対応機種が限定されます。
購入前に自分のスマホ(機種名)、カメラ位置(中央か端か)、ケースの厚みを調べ、メーカーの対応表やレビューで実際の取り付け例を確認しましょう。
商品ページに作例やレビュー画像があれば、必ずチェック。実写サンプルが多い製品は失敗が少ないです。
まとめると、スマホの「一眼レフ化」は外付けレンズで十分手軽に始められます。ただし大切なのは、ただ見た目が変わることではなく「自分の撮りたい写真に合うレンズ」を選ぶことです。
選び方のポイントは次の通りです:まず用途(ポートレート・望遠・マクロ)を決める、次に取付方式と自分の機種・ケースで使えるかを確認する、そして実写サンプルやレビューでケラレや色収差の有無を確かめる。予算に応じて画質重視(単焦点)か利便性重視(ズーム)かを決めると迷いが減ります。
下で紹介するおすすめ製品を参考に、気になるモデルを2〜3点ピックアップして実写画像や対応表を確認してみてください。小さな投資で、スマホの写真がぐっと一眼っぽく変わり、撮影がもっと楽しくなりますよ。ぜひ一歩踏み出して、自分にぴったりの外付けレンズを見つけてください。
掲載している各種情報は、MATOMER編集部が調査した情報をもとにしています。
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より正確な情報については各店舗の公式サイトを直接ご確認ください。
スマートフォン用カメラレンズ 4in1(BLLKE)は、1セットで望遠・広角・マクロ・魚眼の4種類がそろった手軽な万能キットです。28倍の望遠レンズで遠くの被写体を近くに撮れるほか、0.63倍の広角で風景や大人数の自撮り、15倍マクロで接写観察、198°魚眼でユニークな写真撮影ができます。価格は約¥3,999で、付属の三脚や収納ケース、クリップ取り付けで持ち運びやすいのも魅力です。
このキットの特長は「1つでいろいろ試せる点」です。28倍望遠は運動会やライブ、バードウォッチングなど遠距離撮影で効果的ですが、手ブレしやすいので同梱の三脚やアイカップを使うのがおすすめです。0.63倍広角は景色や室内撮影でフレームに収めやすく、マクロは被写体から約0.5〜1.5cmの近接撮影で細部を大きく写せます。アルミ製で耐久性があり、ケースもしっかりしているとレビューでも評価されています。
注意点としてはクリップ式のためスマホのカメラ位置や厚手ケースによっては取り付けに苦労する場合があること、メーカー側で最大開放F値などの光学データが明記されていないため「本格的な一眼レフのボケ」を完全に再現するのは難しい点です。また、望遠撮影は手ブレが出やすいので三脚使用を推奨します。
こんな人におすすめ:SNSや旅行で見栄えする写真を気軽に増やしたい人、運動会やライブなど遠くの被写体を撮りたい人、植物や食べ物を接写して観察や投稿を楽しみたい初心者〜中級者におすすめです。予算を抑えて「まずは色々試したい」人にはぴったりの入門キットと言えるでしょう。
PULUZの12インチ(約25×25×25cm)ライトボックスは、スマホで商品写真を「プロっぽく」見せたい人におすすめのアイテムです。調光可能な丸型LED(10段階)と高演色(CRI>95)照明で、色味を忠実に再現しやすく、6枚の背景紙(両面で合計12色)を使い分けるだけで雰囲気を変えられます。フリマ出品やハンドメイド作品、アクセサリー撮影など、小物をきれいに見せたい場面で特に力を発揮します。
このボックスの強みは「均一な光」と「使いやすさ」。上部に開口があり真上からの撮影もできるので、スマホでの俯瞰ショットが簡単に撮れます。折りたたみ可能で収納性も良く、比較的安価(¥3,599)なので初めて撮影環境を整える人にも取り入れやすいでしょう。一方で、背景紙の固定力が弱くたわみやすいという意見や、まれに付属ケーブルの欠品・組立説明が分かりにくいといったレビューもあるため、到着時に付属品の確認をおすすめします。
「一眼レフ化」という観点では、背景の大きなボケを作る機能は本製品にはありませんが、光を整えて色や影をコントロールすることでスマホ写真を格上げできます。小物・接写系の撮影で手早く安定した仕上がりを求める人、フリマ・ネット販売で商品画像を良くしたい人に特におすすめです。より大きな被写体を撮る予定がある場合はワイドサイズのライトボックスや三脚併用も検討してください。
【製品概要とおすすめポイント】
APEXELの「ズームマクロレンズ(ZM100FL26)」は、スマホで本格的な接写をしたい人におすすめの一台です。10〜20倍の可変ズームで小さな被写体を大きく写せるので、花や昆虫、テクスチャ撮影が好きな方に向いています。価格は約¥9,999と手が届きやすいのも魅力です。
主な特徴は「ズームで倍率を調整できるマクロ機能」と「LED補助ライト」です。焦点距離は約1.5〜4.5cmで被写体に近づいて撮影し、ズームリングで10倍〜20倍に切り替えられます。付属のLEDリングライトは色温度や照射パターンが選べて、暗所でも被写体を明るく写せます。また、ストレッチ式マウントを採用しており、説明どおりならスマホケースを付けたままでも装着できる点が便利です(ただし折りたたみ端末やiPhone SE/miniなどは非推奨)。
注意点もあります。レンズ自体はやや大きく重め(約300g)なので携帯性は落ちますし、カメラの出っ張りや機種によっては取り付けに手間取る場合があります。スマホ本体のフラッシュがマウントで遮られるため、内蔵ライトと併用できないことがある点にも注意してください。実写品質は良好という声が多い一方で、装着のしやすさや周辺光量落ち(場合によってはケラレ)が気になるレビューもあります。総合的には「スマホで本物のマクロ撮影を試したいホビー寄りのユーザー」におすすめです。
Kenko(ケンコー)の「REALPRO CLIP LENS テレ8× KRP-8t」は、スマホに取り付けるだけで遠くの被写体を大きく写せる望遠レンズです。8倍の光学望遠でスポーツ観戦や野鳥撮影、遠景のアップ撮影に向いており、手軽にスマホを“引き寄せて”撮りたい人におすすめの商品です。
主な特徴は、クリップ式で取り付けられる点と落下防止ネジを備えた新型クリップ、そして取り外して単眼鏡として使えるコンバーチブル設計です。光学ガラスにマルチコーティングを施しており、見た目の鮮明さも期待できます。付属品はレンズ本体、クリップ、ポーチ、ウエス(布)が入っていることが多く、持ち運びもしやすい軽量設計(約59g)です。
注意点もあります。レビューではスマホのカメラ位置や形状によってケラレ(周辺が黒くなる)やレンズが写り込む報告があり、盛り上がったカメラ(出っ張り)がある機種には装着できない場合があります。高倍率のため手ぶれが出やすく、動画撮影や長距離撮影では三脚やジンバルがあると安定します。また、周辺がやや甘くなる・中心以外でピントが不安定になるといった光学的な限界もあるため、“本格的な一眼と同等”の画質を期待する人には向きません。
まとめると、手軽に遠くを大きく撮りたい趣味ユーザー(スポーツ観戦で選手を撮りたい人、野外で動物や風景の一部を寄せて撮りたい人)におすすめです。一方で、スマホ機種との相性チェックや手ブレ対策が必要な点は購入前に確認してください。
スマホ望遠レンズ(Indisea / ASIN: B0FDVHTP9P)は、スマホを手軽に“超望遠仕様”にして遠くの被写体をはっきり撮りたい人におすすめの一台です。公式では18倍ズームをうたっており、スポーツ観戦やライブ、バードウォッチングなどで被写体を大きく捉えたい場面に向いています。
一番の売りは「18倍の光学ズーム」と「BAK4プリズム+FMC多層コーティング」による見え方の良さ。付属の滑り止め強化三脚で安定させれば手ブレが抑えられ、遠くの表情や細部まで撮りやすくなります。防水・耐衝撃設計でアウトドアにも強く、クリップ式で工具不要、98%以上のスマホに対応するとあります(ただしケース装着時や一部機種のカメラ配置では位置合わせが必要です)。価格は約¥2,998と入門用として手を出しやすい点も魅力です。
注意点もあります。実際の画質はスマホ本体のカメラ性能や取り付け精度に左右され、周辺のケラレ(周辺暗化)や微かな歪み、手ブレが出ることがあります。特にデュアル・トリプルカメラ搭載機種では位置合わせが難しいケースがあるため、購入前に自分の機種での使用例やレビューを確認するのがおすすめです。遠くを大きく写したい初心者〜中級者で、手軽にスマホを一眼風(望遠・圧縮表現)にしたい人にはコスパの良い選択肢と言えます。
NEEWER BASICS 2 in 1 スマホレンズキットは、広角とマクロの両方を手軽に試したい人におすすめのアクセサリーです。旅行で風景を広く撮りたい人や、花や料理などの接写をスマホでキレイに撮りたい初心者〜中級者に向いています。
このキットは0.45倍の広角(18mm相当・視野角100°)と、広角を外して使う15倍マクロ(最適撮影距離2〜4cm)を1つで切り替えられるのが特徴です。レンズはHD光学ガラス製で、アルミ合金のボディなので安っぽさが少なく画質面でも期待できます。クリップ式の取り付けに加え、17–37mmのアダプターリングが付属するため、iPhoneやサムスン等の多くのAndroid機種で使いやすい設計です。付属の収納ケースやクリーニングクロスも持ち運びに便利です。
注意点としては、厚手のスマホケースがあると装着できない場合があること、広角使用時に周辺の暗くなる“ケラレ(ビニエッティング)”が出ることがレビューで挙がっています。また、カメラが複数レンズ搭載の機種では自動でレンズ切替が起き、調整が必要になることもあります。それでも、コスパ良く広角と高倍率マクロを試せる点は魅力で、手軽にスマホを一眼風に近づけたい人におすすめです。
スマートフォン用カメラレンズ4in1キット(BLLKE yu1 / ¥4,299)は、旅行やSNS投稿で写真の表現を広げたい初心者〜中級者におすすめの一台。望遠・広角・マクロ・魚眼の4種類が入っていて、スマホだけでは撮れない画を手軽に楽しめます。
主な魅力は28倍のHD望遠や15倍マクロなど多用途に使える点です。0.63倍の広角で風景やグループ撮影、198°魚眼でユニークな構図、マクロは被写体から約0.5〜1.5cmで細部をクッキリ撮れます。アルミ素材で作られているため安価なプラ製より丈夫、収納バッグや三脚、専用アイカップ、日本語説明書も付属するので持ち運びやすく初めての外付けレンズとして使いやすいです。望遠はマニュアルフォーカスなので三脚使用が推奨されています。
注意点としてはクリップ式のためスマホ機種やケースによっては位置ずれやケラレ(画面端の暗化)が出る場合があり、個体差で不良が混入するレビューも見られます。最大開放F値などの光学スペックは公表がなく、画質を厳密に求める人は上位モデルを検討したほうがいいです。手軽に写真の幅を増やしたい人、旅行や散歩で気軽に「一眼っぽい」写真を試してみたい人におすすめです。
SGEBDの「HD 22倍望遠レンズセット」は、スマホに手軽に望遠機能を足して遠くの被写体を大きく撮りたい人におすすめのアクセサリーです。クリップでスマホのカメラに取り付けるだけで、遠くの景色やステージ、スポーツ観戦の様子をぐっと近づけて撮れます。
主な魅力は「22倍の光学望遠」。付属の多層コーティングレンズで中心部はシャープに写り、雲や看板の文字が見えるほどの拡大が可能です。また本体はコンパクトで軽量(公式では約95g)なので、旅行やライブで持ち歩きやすい点も嬉しいポイント。付属品は携帯クリップ、手持ちスタンド(三脚)、レンズクロス、収納袋、日本語説明書などがあり、届いてすぐ試せます。
注意点もあります。取り付けはクリップ式のため位置合わせがシビアで、ズレると四隅が暗くなる「ケラレ」や周辺の歪みが出やすいです。レビューでも「中心はくっきりだが周辺が流れる」との声があるので、画面全体を均一に写したい人や厳密な画質を求める人には向きません。またF値(望遠側F5)といったスペックから、背景ぼけを大きく作る目的(本格的な一眼レフのボケ)は限定的です。三脚や手ブレ対策を併用すると使いやすくなります。
こんな人におすすめ:旅行やライブ、スポーツでスマホ写真を手軽に“ぐっと寄せたい”初心者〜趣味ユーザー。まずは安く望遠効果を試したい人に特におすすめです。一方で、プロ並みの画質や周辺まで均一な写真を求める人は、もう少し高価格帯の光学系を検討してください。
APEXELのスマホ望遠レンズ(18倍)は、スマホで遠くの被写体を大きく写したい人向けの手軽なアイテムです。専用のアイカップを付けて単眼鏡としても使え、スマホに挟むだけでライブやスポーツの遠景を画面に大きく映せます。三脚も付属しているので、手ブレが気になる場面でも安定して使えます。
主な特徴は高級BAK4プリズムとマルチコーティングを採用している点で、色の再現や見え方が改善されています。メーカー表記で「18倍」の光学ズームを謳い、98%のスマホに対応するとされています(厚さ12mm以内、カメラ中心から端まで30mm以内が目安)。軽量で持ち運びやすく、コンサートや運動会、旅行で遠くを撮りたい人に便利です。
注意点もあります。取り付けがずれやすかったり、デュアル・トリプルカメラ搭載機ではケラレ(黒い縁)が出る場合があります。手持ちでは手ブレやピント合わせが難しいレビューも見られるため、きれいに撮りたいなら三脚やジンバルの併用をおすすめします。画質は安価な外付けレンズの範囲で、プロの一眼レフとは別物ですが、遠くの被写体を手軽に拡大して楽しみたい人にはおすすめです。
スマホ 一眼レフ化を手軽に試したい人におすすめしたいのが、NEEWER BASICSの「15倍マクロスマホレンズキット」。接写で被写体の細部をはっきり写したい人、昆虫や花、アクセサリーの拡大撮影を楽しみたい人に向くアイテムです。価格は約¥3,199で、手軽にマクロ撮影を始められます。
一番の特徴は“15倍のマクロ倍率”と最短撮影距離2〜4cmという近接性能。HD光学ガラスを使った2群2枚のレンズ構成で、細かいディテールをシャープに写せます。アルミ合金のボディで作りも丈夫。37mmネジ付きのレンズクランプでスマホにしっかり固定できます(iPhone 16 Pro Max、iPhone 15 Pro Max、Galaxy S25 Ultraなどに対応例あり)。同梱はレンズ本体、クリップ、前後キャップ、クリーニングクロス、収納バッグです。
使うときの注意点も簡単に。正しくピントを合わせるには被写体に非常に近づく必要があり(鼻と鼻くらいの距離になることも)、手ブレしやすいので三脚や安定した台を使うと良いです。また、複数レンズの背面カメラを持つ機種では遮蔽(ケラレ)やカメラの自動切り替えで露出がおかしくなることがあります。ケースが分厚いと取り付けにくいのでケースを外す必要があるかもしれません。
総合的には「手軽に本格的な接写を楽しみたい入門者〜趣味の写真好き」におすすめ。スマホだけで細部の世界を撮ってSNSにアップしたい人や、旅行先で小物や自然のディテールを撮りたい人にピッタリです。一方、人物の背景ぼけ(ポートレートの一眼風ボケ)を主目的にする人には向きません。その点を理解した上で、コスパ重視でマクロ撮影を始めたい人には良い選択肢です。
APEXEL ZM100マクロレンズは、スマホで「肉眼では見えない細部」をはっきり撮りたい人におすすめの1本です。10〜20倍の可変倍率でネイルや水滴、昆虫、工芸品のディテールをしっかり写せます。スマホだけで“一眼レフっぽい”接写表現を楽しみたい趣味カメラ派に向いています。
主な特徴は可変焦点(1.5〜4.5cm)で10〜20倍の拡大が可能な点と、F1.05という大口径で暗めの場所でも明るく撮れる点です。アルミ合金製で作りはしっかりしており、マウント式アダプターとEVAパッド、アイカップなどの付属品が付いてくるので取り付け準備も比較的簡単。ほとんどのスマホに対応とありますが、複数カメラ搭載機では「メインカメラ」に合わせる必要がある・機種によっては干渉するケースがあるため、購入前に自分の機種のレビューやメーカー対応を確認してください。実際のレビューでは写りに満足する声が多い一方、ピント合わせにコツが要る、やや重い(約210g)といった指摘もあります。
こんな人におすすめです:接写で細部を見せたい植物・昆虫・工芸の撮影が多い人、スマホだけでマクロ表現を本気で楽しみたい人、付属アダプターでしっかり固定して撮りたい人。逆に、人物の背景ぼけ(ポートレート風)をメインにしたい人や、極端に軽さを重視する人にはあまり向きません。購入前は対応機種の確認と、届いたらまず簡単な被写体でピント合わせの練習をすることをおすすめします。(価格:¥6,399)
ALILUSSOの「210°魚眼レンズ」は、クリップでスマホに挟むだけで丸くゆがんだ独特の写真が撮れるアクセサリーです。価格は約¥1,390と手頃で、ペットの顔アップやSNS向けの遊びある写真を手軽に楽しみたい人におすすめです。
主な魅力は極端な広角表現が得られる点です。210度の魚眼効果で被写体が飛び出すようなインパクトのある写真になります。6層の高画質光学ガラスを使っており、ゴーストや反射を抑える工夫があるため、画質の破綻が少ないとの報告もあります。一方で周辺が黒くなる(暗角/ケラレ)が発生しやすいので、トリミング前提で撮るのがおすすめです。
取り付けはクリップ式で、レンズ本体を上下にスライドして位置合わせできるため多くのスマホに対応します。軽量でポーチやクロスも付くので持ち運びやすく、気軽に試したい入門ユーザーにはコスパが高い選択です。ただし説明書が簡潔でない点や、撮影時に手持ちだとブレやすいという声もあるため、動画撮影や精細な作品作りを目指す人は三脚やホルダーを併用するのが良いでしょう。
こんなユーザーにおすすめです:SNSで目立つ写真を撮りたい人、ペットや子どものユニークな接写を楽しみたい人、まずは低価格で魚眼表現を試したい初心者。逆に、背景ぼけ(ポートレート風の一眼っぽさ)やプロ並みの画質を求める人にはおすすめできません。
購入前のチェックポイント:自分のスマホのカメラ位置に合わせられるか、ケースを外さないと取り付けできないか、暗角(周辺の黒縁)が許容範囲かを確認してください。特殊な機種(例:一部のGalaxyや最新iPhoneの切り替え設定)は注意書きがあるので、商品ページの注意事項を事前に読むことをおすすめします。
K&F CONCEPTの「NDフィルター 52mm(可変ND2-ND400)+スマホクリップ」は、スマホで撮る風景や動画を“一眼っぽく”見せたい人に役立つアクセサリです。可変NDは強い日差しの下でシャッタースピードを遅くしたり、明るさを抑えて映像に落ち着きを出したりできます。クリップでスマホに挟んで使うだけなので、持ち運びやすく手軽に導入できます。
この商品の主な魅力は「無段階に調整できるNDフィルター(ND2〜ND400)」と「52mmのフィルターネジを備えたアダプター」です。光学ガラスと多層コーティングで比較的きれいな描写が期待でき、360度回転で減光量を微調整できます。さらに52mmの規格が使えるため、他の52mmフィルター(PLやブラックミスト等)を流用できるのも応用力の高い点です。
注意点もあります。クリップ式なのでスマホケースを外さないと斜めになりやすく、ケラレや周辺減光が出る場合があります。また一部機種では赤外線センサーの反射が気になるとのレビューもあり、取り付けの固さや個体差で不具合(フレーム傷など)が報告されています。光のコントロールで動画や風景写真をワンランク上にしたい人にはおすすめですが、背景の大きなボケ(光学的な被写界深度の変化)を期待する人には向きません。
携帯電話カメラレンズキット(11 in 1)は、1つで広角〜マクロ〜魚眼〜望遠、各種フィルターまで揃う多機能キット。旅行やSNS投稿で一眼っぽい表現を手軽に試したい初心者〜中級者におすすめの一台です。
主な魅力は種類の豊富さ。0.63倍の広角や15倍のマクロ、198°魚眼、望遠レンズに加え、CPLやソフト、スターなどのフィルターも同梱されています。公式によれば高品質の光学ガラスを使用し、ゴーストやフレアを抑える設計で、前面・背面カメラの両方で使える点も便利。広角レンズはマクロと組み合わせて使う必要がある旨の注意書きがあるので、取扱いの順序は確認してください。
ただし「本物の一眼レフと同じボケ」が得られるわけではありません。背景ぼけや歪曲、周辺暗化(ケラレ)が出る場合があるため、スマホの機種やケースとの相性チェックは必須です。多機能でコスパ重視、いろいろな画作りを試したい人、旅行やSNS用の表現を手軽に増やしたい人には特におすすめですが、本格的な画質や本格的なポートレート撮影を求める人には向かない可能性があります。
APEXELの「2in1 クリップ式レンズ(0.45X広角140°+12.5Xマクロ)」は、スマホで手軽に広角や接写を楽しみたい人におすすめの安価な入門キットです。アルミ筐体と光学ガラスをうたっており、持ち運びしやすいクリップ式でスマホに挟んで使えます。
一番の特徴は「広角」と「マクロ」を1つで持てること。広角は0.45X(約140°)で集合写真や風景を広く写せ、マクロは12.5Xで2〜4cmの超接近撮影が可能です。付属のポーチやレンズキャップ、クリーニングクロスも揃っており、価格(約3,280円)を考えるとコスパは良好です。ただし取扱説明には「マクロ使用時は分離して使う」「ケースは外して装着」といった注意があり、実際のレビューでは装着ズレや周辺のボケ・歪みを指摘する声もあります。
結論として、本機は「まずは試してみたい」「旅行やSNS用に手軽な作例を増やしたい」という初心者におすすめです。一方で、本当に一眼レフのような強い背景ボケやプロ並みの画質を求める人には向きません。購入前は自分のスマホでケラレや装着の相性が出ないか、ケースを外して使えるかを確認すると失敗が少ないでしょう。
特にアダプターリングが少ないと、別途買い足す必要が出ることがあります。
持ち歩くなら、重量(g)やサイズをチェック。重すぎると日常使いが難しく、衝撃に弱い素材だと壊れやすいです。レンズキャップやポーチが付いていると安心です。
予算に合わせて「どの部分の性能を妥協しないか」を決めると選びやすくなります。
自分のスマホ機種で取り付け例やレビューはあるか?
ケースを付けたまま使えるか、必要ならアダプターが同梱されているか?
作例画像やレビューでケラレ・歪み・色収差の有無を確認したか?
同梱品(リング・キャップ・ポーチ)は十分か?別売りが必要か?
持ち歩きやすい重さ・サイズか?
保証や返品対応はあるか?
被写体に近づき、背景と距離を離すと背景ぼけが出やすくなります。
明るい場所で撮ると画質が安定します。暗所では手ぶれに注意して三脚やジンバルを使いましょう。
外付けレンズとスマホのソフトウェア(ポートレートモードなど)を組み合わせると効果的ですが、合成の不自然さに注意して手動フォーカスや露出ロックを試してみてください。
以上のポイントをもとに選べば、あなたのスマホの「一眼レフ化」に近づく外付けレンズが見つかるはずです。焦らず目的に合わせて一つずつ確認してみてくださいね。