
置き場所が限られた自宅や小さなオフィスでも、A3サイズのポスターや資料、写真を時々印刷したい――そんな人には、コンパクトなA3プリンターが頼もしい味方になります。幅や奥行きが抑えられた機種なら、普段はデスクの隅に置いておき、必要なときだけA3やA3ノビで印刷できるので場所をムダにしません。
本記事では、家庭用〜小規模オフィス向けのインクジェット中心機を厳選し、設置性(本体寸法)を最優先に、A3対応の範囲(A3/A3ノビ)、写真と文書の画質、インクのランニングコスト、給紙仕様や複合機能、Wi‑Fiなどの接続性までわかりやすく比べます。エプソン、キヤノン、ブラザーといった主要メーカーのコンパクトなA3複合機・プリンターをそろえているので、置き場所や印刷頻度に合わせた失敗しない選び方が見つかるはずです。





エプソンの複合機 PX-M6010Fは、家庭や小規模オフィスで「たまにA3印刷が必要」な人におすすめの1台です。設置を抑えた1段カセットモデルとして導入しやすく、日常的にはA4中心で使い、必要時に大判を印刷したい用途に向いています。
一番の魅力は、A3ノビ対応と低印刷コストを両立する点です。EthernetやWi‑Fi対応でネットワーク共有ができ、自動両面印刷やコピー・スキャン・FAXの複合機能も備えています。4.3型タッチパネルや前面交換可能なメンテナンスボックスなど、日常の使いやすさにも配慮されています。
本体寸法はA3対応機としては一定のスペースを要するため、置き場所の確認は必須です。それでも「自宅や小さい事務所でA3をたまに使いたい」「導入コストとランニングコストのバランスを重視したい」人には特におすすめです。
エプソンの「PX-S5010」は、設置スペースを抑えたい在宅ワーカーや小規模オフィスにおすすめのA3対応プリンターです。普段はA4中心に使い、たまにポスターや大判資料(A3/A3ノビ)を印刷したい人に特に適する機種で、設置性と対応用紙を重視する方に向いています。
一番のポイントは、A3ノビ対応でありながらコンパクト設計な点。前面1段給紙200枚+背面給紙50枚を備え、Wi‑Fi/USB接続に対応します。A4までの自動両面印刷にも対応していますが、本機はプリンター機能のみ(スキャン・コピー非対応)なので、印刷機能をシンプルに求める人におすすめです。
エプソンの「EP-982A3」は、普段はA4を使う在宅ワーカーや個人事業主、小規模オフィスにおすすめのA3対応インクジェット複合機です。設置スペースが限られる場所でも置きやすいコンパクトさを重視する人に向いています。
一番の魅力は、A3対応でもコンパクトなボディと、6色インクで高画質な写真表現。Wi-Fi接続でスマホからの印刷もかんたんにでき、自動両面印刷やCDレーベル印刷など家庭〜クリエイティブ用途で便利な機能を備えています。
注意点としては、A3用紙は手差しで1枚ずつの給紙になる点。大量にA3印刷する人には向きませんが、たまにポスターや大きめの写真を出力したい人や、写真の発色を重視する個人利用には特におすすめです。
キヤノンの「TR9530a」は、狭いスペースにも置けるサイズでA3出力ができるインクジェット複合機です。在宅ワークや個人事業で、普段はA4中心だけどたまにポスターや大判写真を印刷したい30〜50代の方におすすめ。
一番の魅力は、コンパクトA3対応で場所を取らずに大判出力が可能な点。また5色ハイブリッドインク採用により写真の色再現も期待できます。操作は4.3型タッチパネルで直感的。給紙は背面給紙トレイ/カセットでA4は100枚、A3は50枚対応。Wi‑Fi/有線LAN/USBで接続でき、スマホやPCからの印刷も手軽です。
注意点としては、自動両面印刷には対応しておらずデュプレックスは手動である点と、スキャン・コピーはA4まで(A4スキャン/A4コピー対応)という点。設置スペースを優先しつつ、時々A3を出したい人や写真も綺麗に出したい人には特におすすめです。
エプソンのEW-M5610FTは、A3ノビまで印刷できるインクジェット複合機で、狭い作業スペースに置きたい人におすすめの一台です。在宅ワーカーや個人事業主、小規模オフィスの担当者で、普段はA4中心だがたまにポスターや大判資料を出したい人に向いています。
一番の魅力は、A3ノビ対応で大判出力が可能な点と、低印刷コストを実現するエコタンク搭載。商品説明ではA4カラー約1.0円、A4モノクロ約0.4円(いずれも税込)の低ランニングコストをうたっており、前面カセット250枚+背面MPトレイ20枚の給紙でまとまった印刷にも対応します。Wi‑FiやEthernet接続にも対応しており、スマホやPCからの印刷がしやすいのも便利です。
一方で色調の差や稀に印字不具合の報告もあるため、写真の色再現や長期安定性も重視する人は事前にレビューを確認すると良いでしょう。設置スペースを抑えつつA3(A3ノビ)印刷と低コストを両立したい人におすすめです。
エプソンの「EP-988A3」は、普段はA4中心だけどたまにA3を印刷したい人におすすめのインクジェット複合機です。コンパクト設計で場所を取りにくく、コンパクトA3対応ながらポスターや教材、推し活のうちわ作りまで幅広く使えます。
本体はスキャン・コピー機能を備え、自動両面プリントやA3/B4原稿の二つ折りコピー機能も搭載。最大印刷解像度は高く写真もきれいに出せます。操作を簡単にする「らくらくモード」やスマホ対応、無線/有線LAN接続により、在宅ワークでの利便性も高いのが特長です。給紙は最大入力150、出力100と家庭〜小規模オフィスの運用に適した容量です。
A3原稿をそのままA3サイズでコピーできないなど使い方に注意点がある点や、インク代が気になるという声もありますが、設置スペースが限られつつA3対応を求める人には総合的に扱いやすい一台。狭い作業スペースで時々A3印刷をしたい在宅ワーカーや個人事業主、小規模オフィスの方におすすめです。
キヤノンのA3インクジェット複合機「TR9530」は、設置スペースを抑えたい家庭用〜小規模オフィス向けにおすすめの一台です。在宅ワーカーや個人事業主で、普段はA4中心だけどたまにA3でポスターや大判資料を印刷したい人に向いています。操作はタッチ管理でスマホからの印刷にも対応しており、扱いやすさが魅力です。
一番のポイントは、コンパクト設計で置き場所に困りにくい点と、A3対応で大判出力が可能な点です。ADF搭載・自動両面印刷・Wi‑Fiと有線LANの両対応など、オフィス用途で便利な機能が揃っています。解像度は5760 x 1440で写真印刷の再現性も期待できます。
重さは11.72 キログラムと持ち運びはしやすい一方、背面給紙のため設置時は奥行きの余裕を確認する必要があります。狭いスペースでA3印刷やスキャンをたまに使いたい人におすすめです。
ブラザーの「MFC-J7100CDW」は、家庭や小規模オフィスでA3印刷も行いたいけれど置き場所が限られている人におすすめの一台です。前面でインク交換や給紙ができる設計で、狭いデスクや棚の上にも置ける利便性が魅力。A3対応複合機として印刷・スキャン・コピー・ファクスまでカバーします。
特に注目したいのは、カラー約6.5円/枚・モノクロ約1.7円/枚という点で、長く使うほど差が出る点。高速プリントやADF(自動原稿送り)50枚、耐久約30万ページといった実務向けの仕様も備えていますが、ADFの紙送りやスキャンで紙が重なるといったレビューも見られるため、頻繁に大量スキャンをする人は注意が必要です。コンパクトさ・A3対応・ランニングコストのバランスを重視する人におすすめです。
エプソンのインクジェットプリンター「SC-PX1V」は、スペースを抑えてA3サイズ以上の印刷をしたい人におすすめの一台。自宅や小さな作業スペースでポスターや写真、作品をときどき出力したい在宅ワーカーや個人クリエイターに向いています。A3ノビ対応で、フチなしや大きめの作品印刷がしやすい点が魅力です。
一番の特長は、ディープブルーインクとライトグレーの採用により、深い青や引き締まった黒を豊かに表現できる点です。ネットワークは有線・無線ともに標準装備、4.3型タッチパネルやロール紙の簡単セットといった使い勝手も備えています。本体は36.8奥行き x 51.5幅 x 18.5高さ cmで持ち運びに配慮した「ポータブル」設計、重さは17.33 キログラムです。印刷品質を重視する写真用途に高画質表現を求める人におすすめですが、自動両面印刷は非対応なので両面作業が多い場合は注意してください。
エプソンの「エプソン プリンター A3 インクジェット カラリオ V-edition EP-50V」は、家庭や小さな作業スペースでたまに大判プリントや写真を出したい人におすすめの一台です。設置場所が限られる在宅ワーカーや個人事業主、資料やポスターを時々作る小規模オフィス担当者に向いています。
一番の魅力は、A3ノビ対応と6色インクによる高画質です。Wi‑Fi/有線LAN/USBに対応し、前面給紙・背面給紙の2トレイ構成や液晶パネルで操作が分かりやすい点も使いやすさにつながります。一方で、硬めの用紙を背面トレイで使うと紙送りでヨレが出る報告があり、用紙選びや給紙方法には注意が必要です。写真やA3出力をほどほどに行いたい人におすすめのモデルです。
Canonのインクジェットプリンタ「PIXUS iP8730」は、A3印刷をしたいけれど設置スペースを抑えたい人におすすめの一台です。普段はA4中心で、たまにポスターや大判写真を自宅や小さな作業スペースで出力したい30〜50代の在宅ワーカーや個人事業主に向いています。
一番の魅力は、A3ノビ対応と写真表現に強い6色インク。染料系の色インクと顔料の黒を組み合わせ、高い描写力で写真やグラフィックをきれいに出力できます。一方でスキャン・コピー機能はなく「印刷のみ」の仕様なので、スキャンをよく使う人には不向きです。置き場所は比較的コンパクトですが横幅があるため、設置前にサイズ確認することをおすすめします。
エプソンのColorio EP-978A3は、普段はA4中心だけどときどきA3で資料や写真を出力したい人におすすめの複合機です。設置スペースを抑えたい自宅ワークや小規模オフィス向けに作られており、置き場所に悩む人でも導入しやすいのが特長です。
一番の魅力は、A3対応コンパクトな本体で手差しA3印刷ができるところと、6色染料インクによる写真の鮮やかな発色です。解像度は5760×1440で、写真やポスターも高画質で出力できます。Wi‑FiやNFC、スマホ連携にも対応しているため、スマホからの印刷もかんたんです。
気をつけたい点は自動両面印刷に非対応なことと、カートリッジ式のためインク代がかかりやすい点。とはいえ、省スペースでA3印刷と高画質を両立したい30〜50代の在宅ワーカーや個人事業主には特におすすめの一台です。
ブラザーの「MFC-J7600CDW」は、設置スペースをできるだけ抑えたい在宅ワーカーや個人事業主、小規模オフィス担当者におすすめのA3対応複合機です。普段はA4中心でたまにポスターや大判資料を印刷したい人でも置き場所に困りにくい点が魅力で、A3対応でコンパクトなボディと前面操作の設計で使いやすさが高いモデルです。
一番の特徴は、大容量インク対応によりインク交換の手間を減らしつつ、カラー約4.1円/枚・モノクロ約0.8円/枚の低ランニングコストを実現している点。3段トレイ(各250枚)+多目的トレイやADF最大50枚、自動両面・両面同時スキャンなど業務用途にも耐える機能をコンパクトにまとめています。ファーストプリントもカラー約4.6秒と速く、短時間での出力が多い現場にも向きます。
完璧ではなく、連続大量稼働での耐久や用紙搬送に関するレビューもあるため、1日中何千枚も回すような大規模な業務用途には注意が必要です。設置スペースが限られつつA3出力・スキャン・低ランニングコストを重視したい人には特におすすめです。
ブラザーの「MFC-J7110CDW」は、家庭や小規模オフィスでA3をたまに使いたい人におすすめの複合機です。設置スペースを抑えつつ、印刷・スキャン・FAXまで一台でまかないたい30〜50代の在宅ワーカーや個人事業主に向いています。
一番の魅力は、A3対応の複合機として印刷・スキャン・FAXを一台でこなせる点。印刷速度はモノクロ約31ipm/カラー約30ipm、ADFは最大50枚、4色顔料独立インクで耐水性のある出力が可能です。さらに、自動両面印刷や最大給紙数600枚など、日常業務で使いやすい機能がそろっています。
重量やサイズは業務用に比べて抑えられているものの設置場所は要確認です。A3印刷の頻度が低〜中程度で、操作性とランニングコストのバランスを重視する人におすすめします。
キヤノンの「imagePROGRAF PRO-G2」は、写真やイラストを高品質に大判出力したい人におすすめのA3ノビ対応プリンターです。在宅ワークや小規模オフィスで“作品レベル”の写真を自宅で仕上げたい方に向いています。設置スペースは完全にコンパクトというわけではないため、置けるかどうか事前に寸法を確認してください。
一番の魅力は、新10色顔料(LUCIA PRO II)による豊かな発色と、A3ノビ対応でフチありの大判プリントが可能な点です。A3ノビカラーを約2分50秒で印刷できる高速性と、画像堅牢性(耐光性200年相当)も備えており、写真作品やポートフォリオ作成に向きます。一方でスキャン・コピー機能はなく「印刷専用」なので、スキャンを頻繁に使う人には不向きです。おすすめは、プリント品質を最優先に考え、設置スペースに余裕がある在宅の写真家やクリエイターです。















A3サイズが印刷できて、なおかつ場所を取らないモデルを選ぶときに大切なポイントをわかりやすくまとめました。自宅や小さな作業スペースに置く想定で、設置性・画質・ランニングコスト・使い勝手の順にチェックしていきましょう。
まずは置きたい場所の幅・奥行・高さを定規で測り、購入予定のプリンターの幅×奥行×高さを比べてください。A3対応でも横幅が50cm前後の機種があるので、机や棚に入るかを必ず確認しましょう。さらに、前面トレイを展開したときのスペースや給紙時に必要な奥行きも考えて、前面のトレイ展開スペースを余裕を持って確保するのがおすすめです。
A3とA3ノビは似ていますが、フチなし印刷や用紙の余白に関わる違いがあるため、使いたい最大サイズが本当に対応しているかを必ずチェックしてください。さらに注意点として、プリンターはA3印刷に対応していてもスキャン機能はA4まで、という機種もあります。スキャンやコピーもA3で使いたい場合は、商品の仕様でスキャン対応サイズがA3かどうかを確認しましょう。
写真やポスターをきれいに出したいなら、色数(例えば6色インク)や写真向けのプリント評価を重視しましょう。文書中心であれば4色でも十分ですが、写真の階調や発色を求めるなら色数やメーカーの写真評価を見てください。印刷頻度が高い場合は、エコタンクなど大容量インク方式がランニングコストを大きく下げるので長い目で得になることが多いです。
よくA3を使うなら給紙容量やトレイ構成(前面トレイ/背面給紙/手差し)をチェックし、連続印刷の手間を減らしましょう。コピーやスキャンの頻度が高いならADF(自動原稿送り装置)やA3スキャン対応の有無が快適さに直結します。スマホ印刷やネットワーク共有を使う場合はWi‑Fiや有線LANの対応、クラウド印刷や専用アプリの可否も確認すると安心です。
ここまでで見てきたポイントは、コンパクトなA3プリンターを選ぶときの大切な基準です。まず本体寸法で実際に置けるかを確認し、次にA3かA3ノビの対応、写真をよく使うなら色数や画質、よく印刷するならインクのランニングコストや給紙容量を比べましょう。複合機能(スキャンやADF)やWi‑Fi/有線の対応も、運用のしやすさに直結します。
本記事で紹介した機種は、どれも「省スペースで置ける」ことを重視したラインナップです。設置場所と使い方に合わせて上の基準を当てはめれば、自分にぴったりの一台が見つかります。まずは本体寸法と対応用紙、インク方式をチェックして、気になるモデルの仕様を比較してみてください。迷ったらサイズ表や給紙仕様を確認するだけでも選びやすくなりますよ。ぜひ一歩踏み出して、最適なコンパクトなA3複合機・プリンターを見つけてください。
掲載している各種情報は、MATOMER編集部が調査した情報をもとにしています。
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